くさび【×楔/▽轄】
①木や金属で、一端が厚く他端に至るにした
がって薄くなるように作ったもの。
②二つのものを固くつなぎ合わせるもの。
きずな。
くさびは打ち込むことで、
物を割ることも、
固定することもできます。
木へんに、契約の契の字を使うあたり、
拘束力の強さを感じます。
「くさびを打つ」という例えは、
二分するなどの意味を持ちます。
実際のくさびは分つことも、
固定することもできますが、
どこか愛にも似ている?
一方的な、
「強引な愛」に。
毒親と呼ばれる親を持つ人、
DVなパートナーがいる人は、
強引な愛の「くさび」によって、
心を引き裂かれながらも、
心を固定されてしまう。
存在は「否定」されるのに、
「必要」とされる。
しかも、「貴女」の為に言ってるんだと。
この矛盾の中にいると、
人は愛を受けてるような、
そんな気にさせられるが、
それは愛じゃない。
先の尖った、くさびを人に打つなんて、
愛じゃない。
「私の為? 違う お前の我儘だろ」
代わりに言えるならそう言ってあげたい。
苦しみを伴う愛なんて愛じゃない。
貴女の笑顔が消えてるのがその証拠。
そんな「くさび」は俺が引き抜いて、
傷を治してあげる。
本当の愛は、
心の傷すら治せるんだよ。
麗
麗の写メ日記
-
愛は楔か?麗