第99号「MIKINOKIMI」
2023年9月6日、生ぬるい空気。生ぬるい風。
外側だけあったまってて中はまだ冷えてる冷凍食品のような、煮え切らない涼しさを奥に感じる。
この季節特有の生ぬるい風が吹いている。
気の抜けたその温風は中学3年生で迎えた初秋の追憶をハッキリと思い出させます。
"男は孤独な方がカッコいい"と思い込んでいた思春期の僕は、中学最後の夏休み、ほとんど友達の誰とも遊ばず、遠くにいました。
山を越えて、知らない世界で生きれば、あの子に好きになってもらえる"普通のクラスメイトとはちょっと違う自分"が手に入るかも知れないと思ったんです。
大人とまでは行かないけど…漫画や映画でよく見る転校生みたいなスペシャルを自分に求めてた。
一年から全員と同じ学舎で育ってるくせに、僕は背伸びして急に来た転校生くらいの風変わりな成長を目指しました。
そして二学期の初日、大して伸びなかった身長以外の成長の成果を伝えようと友達に声をかけても…誰も応答してくれない。
孤独な男を願った僕に本当の孤独が待っていました。
ガヤガヤする教室で僕の席の周囲だけ浮いた孤島のような静寂。容赦ないシカトの日々。
体感としては、彼の親のせいでその街の大事なモノが無くなってしまうので、その街の子供や大人から冷たい視線を送られる転校生…くらいの疎外感。エセ転校生ムーブ…失敗!
この世で唯一、当時の僕の黒歴史とも言える我が自作の官能小説を熟読した"しゅう君"でさえ僕のことを無視しました。薄情者め!
"真っ赤なリップ"を覚えて大人びたあの子に負けじと"あえての長靴下"を覚えて少し大人びた僕は思いました。
(孤独…ちょっち…思春期には…早かったな…)
男子の僕に対する豹変した態度に女子も困惑してる様子でした。あの子も。
話しかけていいものか、どうなのか…アンタッチャブルと成り果てた"僕の腫れ物感"が接する人の顔に出ています。
こういう時期にはあえて図書室に籠り、あえて窓際で本を開く。これ、人によっては"やってんなぁ"って思うかも知れないけど、いいだろ!こっちはシカトされてんだ!影くらい落とさせろ!って感じで、僕は存分に"やってました"。
やってた甲斐もあり、誰もいない昼休みの終わりかけ、あの子が話しかけてくれました。
「靴下長くね?」
僕は答えました
「あえてね」
あの子が続けます。
「大丈夫?」
僕は答えました
「大丈夫だよ。あえてだからね」
この2ラリーであの子の優しさでこれまでの孤独なんて元がとれる。
気づけばあの子がふざけて僕の長靴下をくるくるとくるぶしまで丸めてます。
お釣りまできました。
その日は靴下くるくるのまま放課後まで過ごしました。
結局、僕の"シカトのターン"は文化祭を前にして、白々しいくらいに無かったことになってたけど、あの子に心配してもらえて、強がりを見せることが出来たから、もうすべて赦す…とはなりませんよね。普通に。
マジであの時、コソッと話してくれてた二人以外、卒業まで…いや卒業してからも一切信用しなかったし、黒歴史の盃を交わしたしゅう君には、ネチネチネチネチと「あの時、君はあっち側だったよね」と言い続けました。
しゅう君は答えました
「いや…まあ…あ、あえてね!」
…あえてね!じゃねえよ!あえてとかねえんだよ!使った当事者はわかる"あえて"とか"なんだかんだ"とか本当はねえんだよ!!!ねえ時に出る言葉なの!!!
マジでカーストとかそういうので人の魅力って決まらないってこの季節に学んだよね!!!
そこはありがとう!いい勉強だった!ただちょっと拗らせちゃったかな!?女風セラピストとかやっちゃってっからさ!!!
さて。
先月のランキング評価への御礼を書きそびれてしまっていたので"あえて"夏休みが終わった後の思い出を語ってしまいました。
なんだかんだこういう話も好きでしょ?☺️
この度のランキング評価。
東京卍天監獄での囚人番号は「懲りずに…1番!」です
全国指名手配版でも手配書の掲載は上から"2番目"でした
懸賞品はもちろん水2本でぇぇぇす※遅刻したら4本
ぶっちゃけ、本気で僕にこんな評価で大丈夫ですかぁ?って思いまくってますw
セラピストX垢を持ってると、本当に本当にめちゃくちゃイケメンの人、ウルトラ素敵そうな人、グレート一緒にいて私が心から笑顔でなれそうな人、ふぁぁぁファビョラスで魅力的な人ばかりじゃないですかぁ…何かの間違いでは?
まぁ確かに、卍天道事務局のジミューさんには「一人で来い」って呼び出されて根掘り葉掘り掘り掘りだったんだけど…
あれのおかげなのかなぁ?先輩に言ったら「よかったじゃん」って言われたけど…まだ入所して日が浅かった僕は意味わからんかったけど…あれのおかげで優遇されとんのかなぁ?
真に受けないのも導いてくれている全てに失礼な話なので、僕が生粋の"聖愛星/エロススター"であると、それ故に…と、そういうことかなぁ⭐️
我が道突き進む!って印象を持たれてる方もいるかも知れませんが、この先、ここまで辿り着いたからこそ、学べる部分や、味わえる味を占めたい、ので…ぜひ!今後とも!よしなに〜
改めて♂️
本当にありがとうございました♂️♡
意外と長くなってしまったので…
割愛しますが…
せっかく全国展開している我が萬天堂…
僕はここいらでとある勢力を意識しています…
"闇のヤクザ"こと[大阪萬天堂(関西)]
です
萬天堂は西の方が…なんて声もチラホラ…
これはここいらで日本の首都・東京萬天堂の方が上であると…
示す。
容赦なくぶっ潰す。
夏の陣と結果は同じの萬天残暑の陣でなにわの電マを折る。
そういう必要があると感じています…
「銀だこ?あれは"たこ焼き"ちゃうで正確には"揚げたこ"やな」…頑なに我が愛する銀だこをたこ焼きと認めない大阪
「うんうん…でオチは?」…世間話に面白い"オチ"を求める大阪ぁ
♂️ニシオカ「それじゃ、宜しゅう頼んます〜」
「あれ?西岡さんって関西出身でしたっけ?」
「静岡出身なんだけど、関西に単身赴任してから関西弁になっちゃったんだよね」
…西岡さんを一年でニセ関西人及びエセ関西弁に染め上げた大阪ぁぁ
僕はね、点天の一口餃子が大好きなんですよ
ある日ね、一箱ぶん、ホットプレートの上に並べて焼いてたんですよ。
タレもしっかりお皿に入れて、準備して。
蓋を開けたら、くっついて巨大な一個の餃子になってましたよ…おぃぃぃぃ…!!!
一口だからいいんでしょうが大阪ぁぁぁ
「パチパチパンチ」ってなんだったんじゃぁぁぁ
恨んでます。
てことで次回は大阪勢への宣戦布告日記です
あ、今夜、キャスやります!
詳しくはX(旧Twitter)より⚡️
今夜は邪魔するでぇ〜
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
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第99号「MIKINOKIMI?」実樹