【灯火】- 亜須賀(Gladiolus)大阪/性感マッサージ

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亜須賀の写メ日記

亜須賀

亜須賀  (31)

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    亜須賀
    灯火


    阪神大震災から29年。
    僕は2歳でした。
    その当時は京都にいたので揺れも被害もなく、ほぼ記憶もないのですが、ぼんやりと家族とリビングで、テレビ前でざわざわとしていた…ような記憶が本当にうっすらと残っている程度です。


    東日本大震災から13年。
    僕は高校の卒業式でした。
    少しの揺れは体感したものの、卒業式で友人たちと過ごしていた僕は帰宅してからニュースでその被害の大きさ、悲惨さを知りました。


    記憶にない震災。
    まだどこか他人事だった震災。

    そして、今年の能登半島地震。


    お正月ということもあり、僕は実家にいました。
    揺れもそんなに感じませんでした…が、映像からでも見る状況に、一瞬で様々な思いが頭をよぎりました。

    これが関西で起きていたら。

    自分のことかよって思われるかもですが、まず思ったことです。

    前にも少し日記に書きましたが、どうやって大切な人たちに自分の状況を伝えるのか、また、どうやって大切な人たちの状況を知るのか。

    ひとりの時に起きたら。
    友人たちといる時に起きたら。
    事務所でスタッフやキャストといる時に起きたら。
    お客様と一緒にいる時に起きたら。

    何の備えもしていなかったことに気付きました。

    (※ちなみに、店の方針としてお客様と一緒の時に大きな地震やトラブルが起きた場合は、最寄りの人のいる、安全な場所までお届けしてから解散することにしています。)


    「大切なもの」を抱える、守る大人になったんだなと思います。


    少し心が痛むお話を添えます。

    余談にはなりますが、東日本大震災の年に大学で被災地ボランティアへ、岩手と宮城へ2週間ほど行っていました。

    その時の瓦礫の山、基礎だけになった家屋、それまで確かにあったものが跡形もなく崩れ、消えているのをこの目で見て、その中で灯火が消えた命が埋まっていたのをこの目で見ました。
    大切な人を失って、悲しいよりも(見つかって)良かったと涙を流す人。

    何か、ドラマを見ているような、周りも僕も慌ただしく動いているのに、気持ちがついていかないような感覚。


    今年の能登半島地震の話では、救助が間に合わないが為に助からなかった命があったとニュースで見ました。


    今日も3.11の、当時の情報や映像がたくさん流れています。
    18歳のときに見たはずの同じ映像は、31歳の僕の心をえぐります。


    被害に遭われた方々の気持ちを到底僕が想像できるものではないですが、僕なりに想像し、考えると胸が痛みます。
    大切な人を失う気持ち。
    それがある日突然であること。

    さっきまで一緒にいたのに。
    昨日会ったばかりなのに。
    またねって言っていたのに。
    喧嘩したまま…なんていう人もいたでしょう。

    もう会えなくなるって分かっていたなら、
    こうしたのに、こう伝えていたのに。

    東日本大震災の時に、
    「これが最後だとわかっていたなら」という文章が話題になりましたね。

    突然のさよならに悔いが残らない方法なんてきっとない。


    だからこそ、日々を大切にしなきゃいけないと改めて思います。


    僕を思い、僕と関わってくれる全ての方へ、
    いつも本当にありがとう。

    みなさんも、大切な人と過ごす1日1日の時間を大切に。
    改めて今を振り返り、今ある時間が当たり前ではなく、特別なことなんだということを思い出してみてください。


    きっと何気ないDM、たった1通のDMでも、いつもより愛おしく嬉しく思える…かも知れませんね(^^)




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