
増加傾向!女性向け風俗にハマる女たち
男性向けの風俗の歴史は古く、1585年に初めて店(遊郭)が置かれた。
その後、途絶えることなく続き、今や男性向け風俗業界が飽和状態なのはよく知られている。
繁華街の裏路地に入ると数多くの風俗店が立ち並ぶ。
こうした背景から男性が風俗に通うことは咎められないが、女性が風俗を利用することはまだあまり認知されていない。
しかし、最近になって増加傾向にある。
無店舗型、いわゆるデリバリー型風俗店が多い。
ホテルや自宅にセラピストやホストを呼んだり、デートをしたりするのだ。
近年、女性も男性と同様に働く考え方が推進され、出産後も会社に復帰して働く人も増加している。
女も男同様性欲があるし、癒しを求める時代になったのだ。
アメリカでは、オーガズムについて研究する大学の研究室もある程だ。
女性は本当に忙しい。(そう言うと、世の男性から批判を受けそうだが…。)
仕事、家事、育児、夫や彼氏の身の回りの世話…。
男女平等と言う一方で、女性は家事をして当然でお金を稼ぐ男性は偉い、という考えが未だに残っているのも事実。
日々追われて生活していると、いつの間にか年を取り、ふと気付くと男性から見向きもさされなくなっていた、なんてこともある。
女性向け風俗を利用する理由は様々。
セックスレス、女としての自信回復、ストレス発散、男性と触れ合いたい…。
セックスレスに関しては、世の夫婦の半分くらいだと言われているので、潜在的な需要は計り知れない。
利用者の年齢も様々で、20代から60代、70代もいるという。
風俗店の男性は、女性に対して褒め、癒し、オーガズムを与え、コンプレックスのある体や外見を素敵だよと言う。
そして、それらにより女性はオキシトシンという幸せホルモンが出る。
このホルモンは、肌艶アップ等の美容効果があるだけでなく、相手を愛しいと思ったり、愛着がわく効果もある。
つまり、風俗店の男性にハマり、執着してしまう女性は、このオキシトシンのせいかもしれない。
相手は仕事としてギュッと抱きしめ、癒しているのだが、女性側はオキシトシンが放出され愛着がわき恋愛だと脳が思ってしまうのだ。
(恋愛時にもオキシトシンは出るので、確かに恋愛なのだが、問題は相手が同じ気持ちかどうかということ。)
その原理が分かっていれば、風俗店男性に入れ込むこともなく、良い関係を保ち、自身の為にバランスを保って利用できるのではないだろうか。