
幸せ?虚しい?金で性的快楽と癒しを買う女たちの実情
女性向け風俗を利用する理由、きっかけは様々。セックスレス、女としての魅力を取り戻したい、女として扱われたい、男性と触れ合いたい・・・。
利用者は、20代から70代と幅広い。そして、実際に利用してみて思うところもそれぞれあるだろう。
女性向け風俗を利用するということ
女性向け風俗店が増加傾向にあるとは言え、利用していることを胸を張って言えるほど、まだ寛容な世の中ではない。
女性向け風俗の始まりは、1960年代のホストクラブだったそうだ。それから50年以上経った今、未だに浸透していないし、偏見もある。
金で男を買うなんて・・と言う人もいる。
キャストを呼んで性的快楽を得たり、疑似恋愛のドキドキ感を感じることに対し、罪悪感を持つ人もいる。
女性は隠れて秘密に利用するしかないのだ。
いつか男性向け風俗のようにもっと気軽に利用できるようになるだろうが、その時代はまだ先だろう。
女性ホルモンで幸せを得る
女性は、男性から触れられ、褒められ、オーガズムを感じ、気持ちいいと思うと、オキシトシンというホルモンが放出され幸せな気分になる。
素敵な男性から女性として扱われ優しくされる夢のような時間。幸せ以外の何者でもない。
特に、女性は、30代半ば頃から年齢を気にするようになる。35歳を過ぎて妊娠した場合は、母子手帳に高齢出産マークをつけられるし、35歳からはアラフォー仲間入り、お肌はたるむし。また、約半数の人が、35歳からが「おばさん」だと思っているという統計も出ている。
「おばさん」に実際になると、ドキドキしたいし男性と触れ合いたいけど、一体誰が相手にしてくれる?となる。筆者自身、まさにそう思った時があった。
いくつになっても、女でいるために、ドキドキする幸せな時間に料金を支払うのは、ある意味ポジティブなことではないか。
金が介在する関係は虚しい?
ドキドキ感を体験すると、相手に好意を寄せたり執着してしまうのが女。それは仕方ないが、貴女とキャストの間にはお金があり、貴女が一緒に過ごす時間やサービスに対価を支払っていて、それによって成り立っているということを忘れてはいけない。
お金を払わないと会えない、それを虚しいと感じる人もいるだろう。しかし、それが現実なのだ。
女性向け風俗というサービス業は、料金と引き換えに得るものが目に見えない分、満足度は人それぞれ。虚しいと感じる人は、その満足度が低いのかもしれない。
満足度の低さの原因が、キャストにあるのか貴女にあるのかは分からないが。
どうせなら、しっかりと割り切って、その時間を満喫しよう。
最後に・・・すべては貴女次第
女性向け風俗を利用するにあたり、性的快楽、心の癒しを料金と引き換えに得ることを、幸せだと感じるも虚しいと感じるも、貴女次第。
夫婦間の問題や貴女自身の悩みを全て解決してもらおうと言うのは、図々し過ぎる。あくまでも、キャストが行うのは一時的なサービスなので。
利用者側が、ルールや心構えを持って利用するのは勿論のこと、キャストにも本当の意味での「プロの良い接客」をして欲しい。
ポジティブに、自身のためになる風俗ライフを楽しみたいものだ。