
【直撃取材】キャストと客。営業と本気の境界線はどこか!?
キャストといえど、人間。毎日のように様々な女性に会い、一気に裸の付き合いになる女性向け風俗という仕事上、客から本当の恋人になることもあるのではないか?それを期待したいという女性もいるだろう。
では、客と本気の境界線は一体どこに?
気になった筆者は、実際にキャストに聞き込み調査をしてみた。ご協力頂いたのは、30代の某キャスト、Aさん。
客を本気で好きになったことは?
毎日あらゆる女性と出会い、恋人のように接する仕事の特性から、稀にそこから本気の恋愛に発展することがあるのではないか。客とキャストとは言え、これもひとつの出会いなのだから・・・と筆者は思う。
しかし、Aさんは「客を好きになったことはありません」と言う。
プロ意識の強いAさんだからこその回答かもしれないが、これまでかなりの数の女性の相手をしてきた中でのこの答えは真剣に受け止めたい。
基本的にキャストは客を本気で好きにならないのだ。
もし、好きになったらどう行動?
万が一、好みの女性と出会い恋に落ちてしまったら・・・どうするのか気になるところ。
「その場合は客とか関係ないので、普通にアプローチします」とAさんは言う。
つまり、立場関係なくプライベートで会うということだろう。
しかし、キャストの中には次の指名を取るために時々プライベートで食事に誘ったりする人もいるようなので、客側としてはどこからが本気なのかは計りかねる。
本気で好きな人ができたら風俗の仕事は辞められる?
「はい、辞められます」きっぱりと言い切るAさん。
筆者は、この答えを聞き、本当?無理でしょ?と思ってしまったが、Aさんのはっきりした回答を聞くと、彼の場合はそうなのかもしれない。この質問に関しては、キャストの性格や仕事をしている理由にもよるだろう。
筆者は、「彼氏が風俗やってます、彼氏は性感マッサージ師です」とか、なんか面白そうだと思うのだが(笑)。そんな風に思う女性はごく少数だろう。
それはさて置き、女性は嫉妬の生き物なので、愛する人には自分だけを見て欲しいもの。もしキャストが客を好きになってしまった場合、風俗の仕事を辞めるか辞めないかは女性に対し本気度を示す上で重要だろう。
営業と本気の境界線は?
営業の仕方はキャストそれぞれ。アッサリしたビジネスライク型から、ドップリ疑似恋愛のハマらせ型まで。
とにかく予約が欲しいから連絡をする営業と、本当に客としての貴女に会いたいから連絡を取る、はたまた好きな人に会いたいが為にするラブコール・・・営業と本気の境界線はあるのだろうか。
「境界線はありません。気持ちです」
そのように言うAさんだが、この言葉はどうにでも取れる。考えれば考えるほど・・・なんとも当たり障りない返答だ(笑)。
つまり、キャストの気持ち次第で営業から本気になることもあり得るし、本気だと思っていたら営業だった(これはショックですね)ということもあるのだろう。
これらはあくまでも、一キャストに取材した結果であり、全てのキャストに当てはまることではない。
知れば知るほど深い女性向け風俗の世界。人間臭さの極み。性欲、感情、(擬似)恋愛、人間関係、全てが入り混じる。面白い世界だ。