高校時代に1番頑張ったことは、やっぱり剣道かなと思う。
夏の終わりに、初めての県大会出場をかけた試合があったんだ。相手は全国大会レベルの強豪選手!
相手を見た瞬間、僕の夏は終わったと思った。それくらい貫禄があって強そうで、絶対に負けると思った。だけど主将が「まさか負ける気でいるの?結果はどうだっていいんだよ、気持ちで負けるな!」って言ってくれたんだ。その光景は今でもはっきり覚えてる。
そして試合開始!相手の威圧がハンパなくて、本当に押しつぶされるかと思ったよね。でも当たって砕けろ精神で、本気で立ち向かった。
負けちゃったけどね。でも気持ちは相手の数倍勝っていたんじゃないかなと思う。
勝負は始まる前から結果を決めつけてはいけないんだ。そんなことを学んだかな。
女風でも、なかなか結果が出なくて悩むこともある。でもそこで足を止めたら終わりだからね、前進するよ!