最近ビートルズの本を読んだので、ふと思い出したことを。
今の僕はビートルズ大好きなんだけど、10代の頃はまったく興味がなかった。
ラジオからたまに流れてくる時に聴くくらいで、名曲とも、駄作とも思わず、ただ「なんとなく」聴いていた。
でも、大学時代にイベント会場でバイトしていたとき「All you need is love」を繰り返し何度も聞く機会があった。
そうすると、曲の構造や、聞き取れないながらも歌詞の断片が理解できるようになって、何度目かの繰り返しで「ビートルズ、スゲー！」という感覚に陥った。
ひょっとしたら一種の洗脳なのかも…？
とも思うけれど、音楽の構造が分かったり、シンプルなリズムのよさが分かってくると、曲の印象ってがらりと変わってしまうもの。
10代のころに聴いていた音楽は特別だけど、やっぱりそれだけでもない。
まだブレイクしていない新しい音楽や、名曲を再発見する。
こういうことも、時間をかけて音楽を聴いてきたからこそできるし、年齢を重ねた人にこそできることなんじゃないかと思う。
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