こんばんは二胡です。
ウチには、今月末で5歳になるオカメインコのしめじ♂と、8ヶ月のトイプードルのらむ♀がいます。
しーちゃんとらむちです。
久しぶりにマンションでゆっくりしていると、2人とも大興奮で、らむちは重力関係なく、ソファの背もたれを走る勢いで部屋を蹂躙します。
しーちゃんは「噛んじゃダメだ!」という書類ほど噛みちぎり、ミサイルのように部屋を飛びまくります。
しーちゃんは至る所でウンチ爆弾を落とし、2人が暴れるたびにぐちゃぐちゃになり、さながら戦場です。
あと水に関するペットがいれば、陸海空軍全て揃うじゃん!ってフィクサー的考えを持ってしまいますが、
これ以上被害を出しても、トイレの掃除をしている自分の背中が虚しくなるだけなので、この軍事力をキープすることにとどめています。
先日11月15日がインコの日?だったようなので、今日はしーちゃんの話をしたいと思います。
しーちゃんとは5年前、隣り町の小鳥店で出会いました。
オカメインコといえば、黄色のカラダに名前の通りのオレンジ色のほっぺが人気です。
しーちゃんは売れ残りで少し大きくなっていたのですが、シックなグレーでステキなホワイトフェイス。
ビビビときて選びました。
しめじ。という名前もすぐに決めました。
この時、グレーの舞茸が頭の中に浮かんでいたのはナイショにしておいてください。
そんなしーちゃんも立派な成鳥になりました。
オカメインコはだいたい3歳児の知能を持っているといわれ、ある程度言葉も聞きとれるようです。
しーちゃんはいつもケージの中から呼び鳴きします。
「いつまでこんな狭いところに入れとくつもりだ!早く部屋に戻せ!」とばかりに、
「ピィ!(出せ!)ピィ!(出せ!)」と激しく鳴きます。
出してあげると、僕の肩にのり、
「ピイィ!(褒めてつかわす!)」と
鼓膜を破りにきます。
あー!やめてくれ!と
飛ばして離れても肩にすぐに戻って来て、
「ピイィ!(何だ?照れてんのか?)」と
再び鼓膜を破りにきます。
また、しーちゃんは自分を人間だと思っているようで床をてくてく歩きます。
危険が迫ったりびっくりすると飛びますが、基本床で歩いています。
オカメインコは楽しいとアジの開きのように羽根を半開きにするのですが、たまたま「待て待て〜」と追いかけたことが楽しかったらしく、アジの開きで歩くたびに、
「ほら、可愛いしめじが歩いてるぞ?いいのか?追いかけてこなくて?」と、
僕をチラチラ見ながら誘ってきます。
その視線はいやらしいぐらいかわいいので、
「ちくしょう!誘いやがって!」と
我慢できずしーちゃんの歩幅に合わせて「待て待て〜」と追いかけまわします。
それを部屋の端から端まで5往復ぐらいするとしーちゃんは抱いた女を捨てるかの如くひょいとケージに戻り、羽繕いし始めます。
「キキキッ!(また頼むわ!)」と。
とんだプレイボーイです。
鳥だけに飛んだプレイバードですね。
「何でそんなに簡単に切れるの…!」とこの時ほど切なく虚しくなる時はありません。
そんなアジの開きも、今はらむち軍に床を占領されてしまいましたので、ゲリラ活動しか出来なくなりました。
スキを見つけての活動しか出来ていません。
この日記を書いている今も、らむちが寝ているのでアジの開きでチラ見してきています。
グッと堪えています。
もう一つ人間だと思っている理由として、
移動手段を確立させているということです。
皆さんも普段、車や自転車、公共交通機関を利用されると思いますが、しーちゃんも使うようになりました。
その移動手段とは、
僕です。
僕が、動くたびに肩にのり、
「ピイィ!(あっち行くなら連れてけ!)」と、
鼓膜を破りにきます。
やめてほしくて逃げてもすぐ乗車してきて、
「ピイィ!(黙って行けばいんだよ!)」と、
鼓膜が…破れました。
面白いぐらい人間です。
そして、目的地まで着いてゆっくりしていると、楽しくなってきて、
「キュッキュッ!(いいじゃん!)キュッキュッ!(いいじゃん!)」と興奮しはじめます。
だんだんエスカレートしてくると、頭を上下に振り出すのですが、さながらライブで頭を振るヘッドバンキングのような激しさで振りまくります。
ヘッドバンキングはトランス状態に陥るようで、トランス状態のしーちゃんは興奮しているため攻撃的になります。
指をだそうもんなら噛みついてきます。
腕を出そうもんならバタついて威嚇してきます。
こうなると落ち着くまで待つしかないのですが、命の危険にも晒されていることをキチンと認識しておかないといけません。
見境なく攻撃してくるしーちゃんの真横には、僕の首があります。
いつでも殺るよとトランス状態のしーちゃんの真横には、僕の頸動脈があります。
オカメインコの口ばしは、硬く非常に尖っており、皮膚なら簡単に穴があきます。
3歳児に鋭利なもの持たせたらと表現すれば、どれだけ危険なのかがわかると思います。
インコが飼い主を殺ってしまったニュースが流れたらそれは僕かもしれません。
幸い致命傷にはなっていませんが、何度も何度も噛みつかれ、「痛っ!!」と大声を出すたびに、鳥類の能力を遺憾なく発揮し安全地帯に逃げます。
そしてしーちゃんは痛がる僕を尻目に遠目から「キキキッ!」と笑います。
ある時にはご機嫌でキレイな声で歌い始めます。
かわいい…
先ほどの怒りはどこかに行ってしまいます。
かわいくて仕方がないです。
彼氏からDVを受けても離れられない彼女の気持ちがわかるようなわからないような。
僕の首にキスマークのような跡があるときは、しーちゃんにやられたのかもしれません。
まだまだ話たりませんが今日はこの辺で。
貴女のキスマは誰につけられましたか?
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SUNRISE名古屋 二胡
二胡(にこ)の写メ日記
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3歳児からのキスマ二胡(にこ)