昨日の日記で、
「誰の人生にも辛いことがある」
と思うだけで、
自分の悩みや苦しみが
小さくなって
心が軽くなりますとお伝えしました！
なぜそう思うだけで、
心が軽くなるのでしょうか（u_u）？
そこで今日は、
お釈迦さまにまつわる
深いお話を１つ
ご紹介したいと思います。
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キサーという若いお母さんがいました。
ある日突然、
幼い息子を急病で亡くしてしまいます。
パニックになったキサーは、
お釈迦さまのところへ駆けつけ
こう言いました。
「息子を生き返らせてください！」
お釈迦さまは言いました。
「わかりました。
では、ケシの実を持ってきなさい。
ただし、ケシの実は
今までに一度も死者の出ていない家から
持ってくること。」
キサーは慌てて村に戻り、
民家を渡り歩きます。
村人A
「ケシの実はあるけど、
去年おじいちゃんが亡くなったんだよ。
残念だったね。」
別の家でも
村人B
「3年前におばあちゃんを
10年前に娘を亡くしました。」
どこの家にも
ケシの実はあるのですが、
一度も死者の出ていない家は
見つかりませんでした。
その時キサーは悟りました。
自分だけが苦しんでいると思っていたけど、
そうじゃないんだ。
誰の人生にも辛いことがあるんだ。
今まで何度もお葬式に出席したけど
亡くなった人の家族は、
こんなにも辛い思いをしていたんだ。
知らなかった…
その瞬間、
キサーのパニックはおさまり、
落ち着きを取り戻しました。
そしてそのまま
お釈迦さまの弟子になったとさ。
おしまい。
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人は、
他人の悩みは小さく感じますが、
自分の悩みは大きく感じてしまいます。
どうしても
自分だけが苦しんでいると
思いがちです。
そんな風に思うと、
苦しみはますます大きくなってしまいます。
でも、
本当は誰でも同じくらい
苦しい経験をしているものです。
そして、
誰でも1つか2つは
何かしらの悩みを抱えながら
生きているものです。
このように、
誰の人生にも辛いことがあるんだと
心の底から理解した時、
先ほどのキサーのように
自分の悩みや苦しみが
小さくなります。
さらに、
他人の痛みがわかると
人に優しくできます。
人に優しくすると、
自分にも優しさが返ってきます。
あの人も自分と同じように
苦しい経験をしてきているんだ。
頑固な上司も
苦しい経験をしてきてるんだ。
あのおじいちゃんは
もしかしたら私より大きな悩みを
抱えているのかもしれない。
このように
人のことを思うと、
なんとも言えない
穏やかで優しい気持ちに
なれると思います（ ˘ω˘ ）
時々でもいいので、
ぜひ考えてみてくださいね☆
タイセ
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