【これでいいのだ。】- 卿原 千景(NOW)東京/出張ホスト

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卿原 千景の写メ日記

卿原 千景

卿原 千景  (30)

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  • これでいいのだ。
    卿原 千景
    これでいいのだ。

    Hello World

    地球ノみなさまコンバンワ





    かの天才漫画家、赤塚不二夫先生は
    こんな言葉をこの世界に残した。


    「これでいいのだ。」



    私の座右の銘でもある。



    何故、この言葉を肝に銘じているのかは、


    数百年ほど遡った
    とある王国の賢臣寓話に出会ったから




    昔々、ジャナカ王という聖王がいた。
    ジャナカ王はアシュタバクラという家臣を可愛がっていた。

    ジャナカ王はことある毎に
    「これはどう思う?」とアシュタバクラに問うと

    「起こることはすべて最高のことです。」と答える。


    そんなアシュタバクラをとても信頼し
    いつもすぐ側に置いていたジャナカ王。



    しかし、それをよく思わない家臣もいたという…。



    ある日、王様が手にひどい怪我をした。




    常日頃から嫉妬していた家臣たちは奸計を企て
    アシュタバクラに王様が手にひどい怪我をしたことを言う

    するとアシュタバクラはいつものように
    「起こることはすべて最高のことです。」と言った。


    しめしめと家臣たちは
    「アシュタバクラは王様が怪我をしたのは最高だ!」
    と言っていた。 と、ジャナカ王へ報告する。




    ジャナカ王は激怒した。



    あれだけ信頼していたアシュタバクラを
    地下の牢獄へ放り込んでしまうほどに。



    その日は狩りに遠征へ向かう日だったが、
    ジャナカ王は他の家臣を連れていくことにした。


    遠征の途中で、ジャナカ王一行は
    人喰い部族に捕まってしまう。

    その部族は、儀式に人を贄として火焙りにすることで
    非常に恐れられている部族だった。



    ところが、いよいよ火焙りにされるところで
    人喰い部族は王様の手の怪我に気づく。


    "傷モノは生贄にはできない"


    と釈放されるのです。



    命からがら、王様は無事に逃げ帰ることができたのだ。



    ジャナカ王は牢獄へ、
    アシュタバクラに今日のことを告げる。

    「私はお前にひどいことをしてしまった…」

    王様は後悔していた。

    「今日手に怪我をしていたのは最高のできごとだった。
    お前の言っていたことが正しかった…

    そんな大切なことを教えてくれたお前を私は、
    牢にぶち込んでしまった…。どう償えばいい?」


    するとアシュタバクラはこう続けた。

    「いいえ、王様。私は起こることはすべて最高のことです。
    と申しあげてるじゃないですか!

    今日牢獄に入れられたことは最高のできごとです。
    でなければ、今日、私は王様と一緒に狩りに出て
    人喰い部族に捕まって生贄になってたでしょう。」


    「牢屋に入れていただいて最高でした。」


    笑顔で語るアシュタバクラを見て
    ジャナカ王は悟ったのでした。



    『起こることはすべて最高のこと』







    簡単なようで難しいが、
    もしかしたらこの世の真理かもしれないこの言葉

    仮に最悪の事態に見舞われてしまった時。


    実は自分ではいい方に思えたことの末路に最悪の結果
    が待っていたのかもしれない。


    すごく好きだった彼氏彼女と別れた。

    それはすごく悲しいことかもしれないが、
    実はその先にもっと望まない結果が待っていたとして


    今起きているできごとが、

    選択したことが、


    実は最高のできごとだったのかもしれなくて



    この世界はそうして廻っていて

    例え遠回りだったとしても、私の選択はいつも最高なのだ。




    そんなことないよ!
    この世界には悲惨な境遇や運命を辿る人がたくさんいる。


    と思うかもしれないが、



    私の世界は私にしか分からない

    のと同様に他者の世界は私には分かり得ない。


    けれど他者と関わることで世界が創られていくから
    他者と関わっていく中で、

    きっと今報われないだとか、とりとめなく辛いとか
    凄惨な過去を持つ彼女も、悲惨な末路を辿る彼も

    実はその人の世界では私が見ているほど悲惨ではなくて

    違う選択をして最高の状態にいて、


    私が見ている彼彼女のその人は
    実は自分が最高の選択をするための情報で


    彼彼女の世界から見た私は
    最悪の人生を歩いているかもしれない。




    だから、もし辛い時やこんなはずじゃなかった時

    「これでいいのだ。」

    きっと今の状況は未来のナニカのために
    大事なできごとだったんだと

    きっといつかの間違ってなかったに
    繋がっているんだと思えるだけで、

    未来への進み方や、もしかしたら過去のできごとも
    変わってくるかもしれない。


    そんな魔法の言葉

    「これでいいのだ。」





    だから私は強いよ。






    大丈夫。




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