こちらの日記でうまく遊べない方への改善方法の一つについてを書いたが、翻っていい遊び方とはなにかについて考えよう。
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特殊な形態ではあるが、大前提として接客業の一つでしかないこの仕事、色気のない言い方をすればどこまで行っても「接客のうち」に収束する。
色恋だとか専門的だとか技術力だとか接客スタイルは人それぞれあるが、店員とお客さんという形式が覆ることはほぼない。
覆ることに執着する場合はまた別問題であるので、その部分については今回は一切触れずに進めていくことにする。
となればお店の定めたルールの中で適切に遊ぶことに尽きる。
適切にというのは規約や社会的なものに基づいた常識的な範疇に他ならない。
まず一つ絶対的なものは時間である。
コース時間を選択し、それに伴った料金を支払う。
その時間内で提供されるサービスを享受するのが客側の権利になる。
その中にカスタマイズ自由な直接的な要求をしていけるのが醍醐味だと思う。
どういう要望があり、何をメインに提供して貰うのかを毎回オーダーメイドできるのだから楽しい半面、ルールの逸脱が起こりやすいわけだ。
しかし要望を毎回100%で叶えられることは難しいだろう。
あれもこれもと選んでいくうちに何がメインであったかを見失いやすく、山盛りにしたおかげで堪能したい部分が薄かった、なんてことは恐らく経験してきた方も少なくないはずだ。
その逆に想像以上のサービスを受けられ感動を覚えることもあったと思う。それはもちろん素晴らしく喜ばしいことである。
それでは間違わないオーダーの通し方を自分の中で確立していくのが、充実した体験に繋がるのではなかろうか?
オーダーを通すには自身の欲求を正しく認識しなくてはいけない。
今どんな気分なのか、どうなりたいのか、どうして欲しいのか、そして外せないものはなにか……
自分で知っていればいいが、肌を重ねてみて初めて分かってくるものでもある。
そして、仕方のないことではあるが毎回必ず100%のリクエストに答えられるとはない。
オーダーに対しての解像度が違うからだ。
例えば「いじめてほしい」なんてリクエスト一つについてもパターンは無数にある。セラピスト側は無難なパターンを持っているので漠然としたリクエストにはそれを提供するのが普通だ。でも返されたものをみて「ちょっと違うな…?」と感じるのは当然のこと。お互いが見ているものについての解像度を合わせる、相手に伝わるようにオーダーするのが手っ取り早く満足度を高める方法の一つだ。
そして何より「良かったもの」「良くなかったもの」を明確にしておいてしっかりと伝えることが大切になる。
セラピスト側も良かったものは次回からも繰り返すが、それらを軸に施術内容を組み立てると前回と同じような効果の出ない場合も発生する。
「あれ、前回すごく良かったのに今回イマイチだな……」
ということは非常に多いのである。
そもそも日によって気分も変わるのに同じようなものでいっかとすり合わせを放棄すると割とこのパターンに陥ってしまい、せっかくの機会を不意にしてしまうのだ。
リピートならなおさらリクエストを積み重ねて行くべきである。
もちろん失敗することはあるが、そういう場合もまた糧とし次回に活かすのである。
長くなったが
1.自分の欲求を自覚する
2.それらを具体的に伝える
3.良くない場合は改善のため伝える
これだけである。
会えない間に受け手側は期待値が高まりすぎてしまう、プラスに作用することが多いと思うが、自分ががっかりすることが多いなと思う方は一度自身の欲求について細かく分析してみると良いだろう。
当たり前であるがセラピストはオーダーに120%答えられるように豊富な出力をできるように常に備えるものとする。
そうしの写メ日記
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いい遊び方についてそうし