大崎 一成の写メ日記

思い込みの力はすごい。

自分はできるという根拠のない自信を強く持つことで、
本当に目標を達成したり、
本来の実力以上の力を発揮できることは多々ある。

思い込む、信じる、
これらは自分を後押しするファクターだ。

だけど時に
思い込みによって大きな過ちを犯したり、
本質に気がつけないこともある。

昔、実家に帰省した時の話。

実家で使っていたボディソープが初めて見るものだった。
「しっとりと肌を包み込む」
確かそんなニュアンスのことが書いてあったと思う。

僕はしっかり体を洗い流したかったのだが、
流しても流しても滑る感覚が取れない。

これがしっとり包み込むということなのか。
なんかあんまり好きじゃないな。

そんなふうには思っていた。
何日か使ったがやはり気になり、
持っていた試供品のボディソープを使うことにした。

しかし、おかしい。
しっとり系ではないはずのボディソープ。
だけど滑る感じがする！！

なぜ！なぜ！！！
そんなふうに思っていたら、
原因は別のところにあった。

それはシャワーヘッド。

後から話を聞いてみると、
美容系のシャワーヘッドに変えたようで、
お湯自体が少しとろっとするようなものだったらしい。

僕はてっきりボディソープのせいだと決めつけてしまった。
「しっとりと肌を包み込む」
この言葉から思い込んでしまった。

きっとこんなことはよくあるんだと思う。

だからこそ、
一度立ち止まって別の角度から考えられる人になりたい。