日本のアートは界では、お客様が作品を購入してくださったことを『お迎えがきた』と表現する。
そのため作家さんとの間で、『先日作品のお迎えがきました』や『早くお迎えがきて欲しいですね』のような会話をする機会がある。
ではなぜ、「お迎え」と表現するのだろうか?
ここからは私の推測だが、作家さんからすると作品は「知識・技術・時間」を注ぎ産み出した、「わが子」に近い存在なのだと思う。
※アート作品は、唯一無二の一点物も多い
だから、基本的に人に対して使う、「お迎え」という言葉で表現しているのではないだろうか。
アート界隈だけではなく、全ての購買活動に対し「お迎えする」という考え方が浸透すれば、身の回りの物を今まで以上に大切に使おうという意識が強くなる。
その意識付けが、SDGsやサステイナブルの一歩目なのかもしれない。
金子トモヤ
金子 トモヤの写メ日記
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アートのウラガワ金子 トモヤ