【映画とエロス Vol.2】- 玲一(Noah)東京/性感マッサージ

Noah

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玲一の写メ日記

  • 映画とエロス Vol.2
    玲一
    映画とエロス Vol.2

    「ピアニスト」

    終始上品ながらもパンチの効いた男女の性がふんだんに散りばめられたミヒャエル・ハネケ監督の作品で抑圧からのいびつな解放が刺さります
    2001年カンヌ国際映画祭グランプリ
    ハネケ監督の名を一躍世界に知らしめた作品

    異常なほど禁欲的に生きてきた反動なのか、倒錯した性的嗜好を持っているイザベル・ユペール、無邪気な様子のブノワ・マジメルが一変して、困惑しながらも抑圧と命令からくる二人の関係性が愛憎にまみれていく様は美しいです。
    最後に見せる彼女の醜い表情は、狂気の一歩手前で、愛憎の果てに見せる彼のさわやかな笑顔が憎たらしくも、全編に漂う上品さが嫌な印象を与えないのがすごい!

    ちなみに
    「白いリボン」、「ファニーゲーム」など他の作品もほんとに最高なんですが、美しい映像とは裏腹に胸糞悪くもあり、一筋縄でいかないあたりがさすが変態監督です
    人間って一番怖いって思い知らされます

    あらすじfrom wikipedia

    ウィーンの名門音楽院でピアノ教師として働く39歳のエリカは、今までずっと過干渉な母親の監視下で生きてきた。母親に対して愛憎入り混じった感情を抱きつつも、突き放せずにいる。ファッションや恋愛などとは無縁の人生を送らざるを得ず、その欲求不満を晴らすかのように倒錯した性的趣味を密かに持つようになったエリカ。そんな彼女の前に若い学生のワルターが現れ、彼女に求愛してくる。エリカは突然の出来事に警戒し、彼を拒絶するが、ワルターはあきらめず、エリカが勤める音楽院に編入までしてくる。それでも彼に対して厳しい態度を崩さないエリカだが、ある時、化粧室で熱烈にキスをされたのをきっかけに、自らの倒錯した性的趣味をワルターで満たそうとする。ところが、あまりの倒錯した要求にワルターは幻滅し、エリカに侮蔑の言葉をぶつけて立ち去る。エリカはショックを受けるが、後日になって、深夜にエリカの家に突然やって来たワルターは、エリカの母親を部屋に閉じ込め、その部屋の前で不本意ながらも「エリカの希望通りに」エリカを殴りつけて犯す。ことを終えたワルターは「互いに秘密にしておこう」と言い残して帰って行く。翌日、顔を腫らしたエリカはナイフをバッグに忍ばせて自分が代理で演奏するコンサート会場にやって来る。ロビーでワルターがやって来るのを1人で待っていたエリカだったが、ワルターが何事もなかったかのように明るく爽やかにエリカに挨拶し、会場に入って行くのを見送ると、忍ばせていたナイフで左胸を刺し、血を流しながら街中に歩み出て行く。




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