【第三者である僕だからこそできるセラピー。】- ざくろ(SPA White)- 性感マッサージ

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ざくろ  (28)

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  • 第三者である僕だからこそできるセラピー。
    ざくろ
    第三者である僕だからこそできるセラピー。

    本業がお休みのとある日。


    「今日はセラピーの日(予約を頂いた日の事です。)だ!お客様はどんな人かな?僕と会って喜んでくれるかな、満足してくれるかなぁ、緊張するなぁ。」



    緊張と楽しみが心の中に共存しながら準備をしていく。




    感覚的には尊敬している人の所に会いにいく感じに似ている心境かもしれないです。






    電車にのって、都内に向かっている時
    ふと、あす香さんの言葉を思い出す。




    「第三者である我々にお客様は何を求めているのか?」





    うーん。





    ‥‥これは非常に難しい質問です。






    正直な話。「何を求めているのかは人それぞれ違う。(と思う)




    【正解】は一つじゃない。」というのが最初に思った事です。

    しかしそんな事は周知の通り。

    では、お客様は何を求めているのか。






    電車に揺られながら車窓を無意識に眺めつつ考える。





    時間はたくさんある。

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    セラピストは基本カウンセリングをすると思います。

    もちろん僕もその1人。

    カウンセリングでお客様の今の気分や、どんな時間を過ごしたいのか。



    つまり、この時間で【叶えたい希望】をお客様から発声された内容を傾聴します。





    しかし、この【叶えたい希望】は本当に、心の奥底から本当にお客様が【叶えたい希望】とは違う場合があると考えています。




    理由は簡単。




    カウンセリングはあくまでお客様から発声された言葉。


    話したくない内容でははぐらかす事も簡単です。





    そして、セラピストとお客様は第三者。

    冷たく言えば他人なのです。

    嘘を伝えられても、それは僕らにとっては真実になります。








    不確定要素が多いカウンセリング。

    だから僕にとってカウンセリングは【お客様を知るきっかけ】と捉えています。





    カウンセリング中、施術中の話し方、呼吸、瞬き、行動の全てから【何を求めていそうか?】を考えています。


    ____________________________________________

    ふと気づくと、次の駅で降りる予定。荷物を手早くまとめます。


    正直、僕とお会いしてくれる方が、何を求めて来ているのかを完璧に推察し、理解するのは不可能だと考えています。





    しかし、完璧に理解出来ないからこそ、理解しようと真剣に考えつつ行動することができるのだと考えています。




    そうしないとあなたとの時間なのに、セラピストだけ、僕だけの自己満足の時間になってしまうから。




    ___________________________________________



    駅に到着。改札口を通って待ち合わせ場所に歩って向かいます。






    また、同時に他人同士の僕らだからこそ、本音や伝えたい事を素直に言えられる。否定が無くあなたにとって害の無い、居心地のいい空間がそこには存在しているのかも知れません。






    待ち合わせ場所に1人の女性。あの人だ。






    ご予約頂いた時間、僕はあなたの事を考え続けます。




    あなたの【叶えたい希望】に添える様に。


    「初めまして、スパホワイト所属のざくろです。」




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