【風俗の仕事を辞めて欲しい。】- あす香(SPA White)- 性感マッサージ

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あす香の写メ日記

あす香

あす香  (32)

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  • 風俗の仕事を辞めて欲しい。
    あす香
    風俗の仕事を辞めて欲しい。

    久しぶりにANAの飛行機に乗った。

    わお!座席広いしDVD見れるしコーヒー配ってくれるの???






    いつもLCC(格安航空)ばかりの私にとって凄い快適な空の旅だった。








    DVDをめくる。

    [おくりびと]がすぐ目に飛び込む。








    あぁ、見たかったやつ!と思い、ポチッと再生画面を開く。









    ____

    話がいきなり飛ぶが
    人の生と死にすごい興味がある。

    好きな小説は「夜と霧」「海と毒薬」

    有名どころなので説明が不要かもしれないが「夜と霧」はアウシュビッツ収容所での体験記を記されたもので「海と毒薬」は米軍捕虜を病院で解剖した実在する事件が小説になったものである。

    人の生と死に興味がある。








    女性向け風俗はどちらかというと
    生(性)を取り扱っている。

    だから。







    だから?

    ふと

    それは無意識レベルで

    「葬儀屋 バイト」と

    携帯の検索に文字を並べていた時期があった。








    「納棺師募集」の文字が目に入る。


    ん?なんだこれは?納棺師?
    (私は官能師か?← なんて思いながら)






    ご遺体を綺麗にし、あの世へ送り出す。仕事。







    うわぁぁぁぁ、やりたい!!!!!!!










    久しぶりに心が動いた。









    まぁ、色々忙しくてチャレンジはまだしてないんだけど、納棺師を調べていくうちに「おくりびと」という納棺師をメインにした映画があったことに気がつく。









    で、ANAの機内での話に戻るんだけど

    職をなくし妻に秘密で納棺師になった男性が

    妻に「これから生まれてくる子供に、ちゃんと説明できる仕事に転職して!」や
    友達に「お前、噂広まってんぞ、ちゃんとまともな職につけや」って詰められているシーンがある







    うわぁ…なんか…耳覚えありすぎる言葉だわ…笑

    もう10年も業界いると慣れて何も感じなくなるけど
    残酷な言葉に慣れている私でも久しぶりに震度4が起きた時ぐらいの心の揺れがあった笑

    と思いつつ(え、納棺師ってそんなポジション?わたしめっちゃいい仕事って煌めいちゃったんだけど!笑)と自分の変態性を自覚させられる。
















    風俗も他人様から理解いただけない
    はたからみると底辺のお仕事と言われることもある。
    (浅はかな上澄みしか見ない人からしたらね。)

    学歴職歴不要!沢山の人を抱くクズです!
    (これは、その通りだと思っています。)

    実母は「息子に説明できない仕事は辞めたら?」なんて言います。
    親友は私の仕事に一切触れてきません。

    それが現実。











    ごめん。それでも私は

    底辺の中からしか見えないものがあるから

    風俗業界が大好きだ。












    なんていうんだろー、、、、、、

    深海に潜る潜水艦みたいな毎日を過ごすことができるの 我々は。












    深海で出会うものは、
    見慣れない形のものが多い
    かもしれない。

    深海はまだまだ発見されてない魚も
    数多くいる。

    一度ここで伝えておきたいが
    深海で出会うもの=お客様ではない。

    深海で出会うもの=世の中のタブーや常識以外のこと
    本当は理解されたいんだけど理解されなかった感情や肉体のことをわたしは指す。








    世の中のタブーや常識外
    本当は理解されたいんだけど理解されなかった感情や肉体は自ら深海まで潜らないと中々出会えない。









    大勢の人はわざわざ深海まで潜ろうとしない。
    人はあんたも含め自分が1番大切だから、わざわざ潜るのが大変で

    だいたいの場合 目を逸らす。


    深海に存在する、胸の内が
    閉じ込められてくるしくて
    誰かに助けてもらいたくて
    陸に上がって息をしたくて

    そんな肉体と心が揺れ動いて
    何年もわたしのTwitter眺めてる人もいる。






    そんな声にならない声が

    深海や底辺の職業をうろちょろしていると見えたり聞こえたりする。

    見えてしまう見ようとする仲間が近くにいるし意図的に、そういう感性が鋭いひとのみ採用している。













    ホントウハ、アイサレタイ。























    私は潜るのが好きだ。













    「これから生まれてくる子供に、ちゃんと説明できる仕事に転職して!」
    「お前、噂広まってんぞ、ちゃんとまともな職につけや」


    すっげぇ、わかる。
    おもて社会で生きてればそうなるよね!笑

    全然否定しないし、飽きるほど伝えて欲しいと思う。伝えて、伝えて!笑








    でも、そんな批判を受け止めて
    私がこの仕事をし続ける理由は

    「やさしい人間がいたことで生きててよかった」
    「人生前向きに変化した。」



    死に近かった感情が生に変わる。

    感情に彩りが戻り体温が上昇する。

    下に下がっていた口角が上がる。

    何にもない自分に、何か一つでも【良】を見つけて持って帰ってもらえる。



    それを目の前で見ることができる。からだ。






    少しの時間かも知れないけど、深海の中で時を共有できる貴重なご縁を私はすごく大切にしたいし、私にとっては大切だから、






    誰になんと言われようと 底辺のクズがやる(かもしれない)女性向け風俗で


    私ができることを、私ができる範囲しかできないけど、私なりに頑張って携わっていきたいとか、そんな感じのことを、久しぶりに思い出した…笑









    そんな飛行機。




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