お陰さまでSpa White は5周年を迎える事ができました。
僕もセラピストになって5周年。
という訳でこの頃ぼんやりと、Spa Whiteが立ち上がった頃の事を思い出しております。
オーナーのあすか先生との初対面は、面接の時でした。
第一印象は「ちょっとボーイッシュな普通のお姉さん」
当時の先生の肩書きは「元エステティシャンの風俗講師」だったので、
「女」を武器にしたような強者を勝手に想像していました。
ゆるっとふわっとした物腰に肩すかしを食った感じ。
応募の動機を聞かれて、
「僕の欲です」と答えたように思います。
へそ曲がりなので動機を綺麗事にしたくなかったんですよね。
それまでSMを通じて、手品のような責めや、性感の不思議を見てきた僕は、
「快感の仕組みを知りたい」
「性の凄い人になりたい」
と思っていました。
ユーザーさんに喜んで頂きたいのはもちろんなのですが、僕の根っこの部分にはずっと「性に対する探究心」があると思っています。
面接が終わって、先生と街を歩きながら、「男の勘違い」について質問したのを覚えています。
「女性の身体が感じていても、心が拒否している事があります。勘違いせずに見抜く方法はありますか?」
結局答えは分からなかったけれど、
その後の研修やミーティング、雑談の中でたくさんのヒントを頂きました。
「女性は男性の力強さを怖く感じる事がある。小動物を撫でるような気持ちで」
「無理に感じさせようとしない。深追いしない」
「楽しいSEXでその時は盛り上がっても、女性は後から後悔する事がある」
などなど。
Spa Whiteは「粘膜どうしの接触無し」
女風としてはおとなしい内容ですが、
店を立ち上げる時のコンセプトは
「ユーザーもセラピストも、誰も傷つかない事」だったのを覚えています。
細々とした活動しかしていないセラピストですが、それでも沢山の人と関わらせて頂きました。
今現在関わっている方がいる一方で、沢山の方が通り過ぎました。
それで良いのだと思います。
みんな普段の生活を頑張っていて、女風はひとときの息抜きで良い。たまの贅沢、つまみ食いで良い。
5周年ありがとうございます。
6年目もよろしくお願いいたします。
Uの写メ日記
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Spa Whiteと僕の5周年U