「負けたくないから応援してほしい」
「〇〇のために一位になりたい」
「一緒に夢を叶えてほしい」
「俺のために生きてほしい」
SNSでそんなことを言おうものなら
袋叩きに遭うだろうが
現実に、好意を寄せてる相手からそう言われたら
頼ってくれて嬉しい
彼のことを支えてあげたい
と思う女性はいる
それはfor youのメッセージだからだ
セラピストのそんなやり方に対して
女性向け風俗ってもはや何?
という虚無を覚える方もいるだろう
けれど、どんな方法を使ってでも成り上がって
名誉欲を満たしたい人は現実にいる
ニーズがマッチしてしているから
クズ性すらも好転してしまう
僕の姿勢をまず記しておく
「お客様は道具ではない」
これは揺るがぬ考え
ただ、一方で名誉欲の男に僕の言葉は戯言だ
稼いでなんぼ。金を稼いだ奴が正義
ルールはそれのみ
お前の言っていることなどおままごとだ、と
きっとそう言うだろう
女性にこういった魔法をかける術に長けているのは
一つのタレントであることは認めよう
いわゆる「クズがモテる」現象は
この女性向け風俗の世界でもある
で、本題
様々な要因があるけれど、
相手から頼られることや
利用されていることに気づきながらも
その上で「必要とされている」という事実に
自分の存在意義を見出す女性がいる
そういった女性は、役割を与えられることで
彼というファインダーを通したレゾンデトールに安らぎを感じる
他人が転向させようとしてもちょっとやそっとのことでは揺るがない
空っぽだと感じている自分の全てだから
これは理屈の問題ではない
「もっと自分の人生を生きなよ」
「自分を大切にしない」
見かねた周囲がこう言おうとも
全て無駄だし逆効果
敵認定される。お前に何がわかる、と
まとめる
だからいわゆるホスト営や巨額の金銭の動きは
事象だけを切り取って功罪を評することは簡単だが、構造はアイデンティティに関わるものなので根深い
世間一般的には悪だが、当人間は彼と彼女の論理に従って生きているということだ
昔、「目を覚ましな」と言っていた人がいるが
その子も、目は覚めているしボケてもいない
存在の証
「生」を感じる方法
生きる意味
ただその実感のための行為だ
それははたから見たら自傷行為なのかもしれない
けれど、その経験を以て、本人がどう感じて
その後どう生きるかという本人の問題だと僕は思う
なぜ貢ぐの?って特に一般の男は分からないと思う
つまりは、人は様々な十字架を背負いながら生きているということだ
佐藤 充希の写メ日記
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頼られたい佐藤 充希