ネオンの波をくぐり抜けるたびに
君のまつ毛の影を思い出す
誰かの腕に抱かれながらも
心のどこかに、君の笑顔が揺れてる
本当は知ってるよ
あなたは強がるけど
今すぐ独り占めしたくなるくらい
僕を想ってくれてること
でもこの世界は、少し不器用で
誰かを選ぶことは、誰かを傷つけること
そんな残酷さを、僕は肌に感じてきた
だから思う
約束できない未来より
今夜のぬくもりを抱きしめたいと
君に見せる仕草や声の震えに
偽りなんて一つもない
嘘みたいな夜の中で
君だけは本当でいてほしい
僕が誰を見ても
心の深くでは君の名を呼んでる
そう言ったら
少しは君の痛み、ほどけるかな
佐藤 充希の写メ日記
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夜の海に、君の名を落として佐藤 充希