先日テレビのアーカイブを観ていたところ
脳科学者の方が
「不幸なことはどんどん話して外に出し
幸せなことは言わずに内に留めておいた方が良い」と話していたのを聞いて
2000年に発表されたシュラキュース大の研究を思い出した
その研究チームによると
ネガティブな出来事について書いたグループは
単に日常について書いたグループよりも
ストレスホルモンであるコルチゾールが減少し
なんと健康状態の改善までもがみられた
というものである
また、2007年に行われた研究によると
ネガティヴな感情を外に出した方が
言語化によって脳の感情処理回路が変化し
感情の強度が上がる傾向も確認された
つまり言葉に出すことで不安定さが減り逆境に強くなったということである
ポイントはネガティブな感情を外に吐き出した時に
ただネガティブなだけでは逆効果なので
どうしたらよかったかを同時に考えるようにすることだ
言霊という言葉があるように
言葉は非常に強力で概ねその吐いた言葉の通りの人生を歩むことになる
ネガティブも建設的に吐けば10年20年単位で見ると建設的に考える人間になる
我々の社会には、ネガティブな感情は
自分で処理することが美徳であるような雰囲気があるが
実は、日々の生活の中で溜め込む方がよくないのだ
あなたが日々生きていく中で
ネガティヴな感情を抱いたときには
信頼のできる相手と対話を重ねることで
あなたが建設的に、より良い未来に向かうようにしてほしい
佐藤
佐藤 充希の写メ日記
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ネガティブは吐き出しポジティブは秘める佐藤 充希