心が折れそうになるたびに愛を知る
心が折れそうになるたびに、他人が「よくあれ」と祈りを込めて作ったものの存在に救われている
美味しく作られた料理
簡単に安く食べられる牛丼
部屋を暖めてくれるヒーター
佐藤充希もそうだ
昔、心がズタボロだった時代
道にあるマンホールの蓋が目的を果たしつつ、歩く人の邪魔にならず
かつ、美しくデザインされていることに気づき
涙が込み上げてきたことがあった
この世の人工物はすべて誰かが世界を良くしようと考え尽くした結果で出来ている
突然自分に愛が大量に流れ込んできた感覚になった
佐藤充希が小学生の頃
転校したてで学校でハブられて
意気消沈して家に帰ったら
親や姉は当然、何も知らないので
いつも通り接してくれた
それがなんだかすごく優しく感じた
俺学校でハブられてんねん
でもこの輪の中にいていいんだと
まさに今からでも今までスルーしていた誰かが自分に向けてくれた配慮に気づけて、
感謝ができるんだったら、私たちは明日を生きていける
辛いときほど、見えてくるものがあるから
その心のセンサーに素直に反応してほしい
愛を知ったとき、人間はまた立ちあがれるのだ
佐藤
佐藤 充希の写メ日記
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愛を知る佐藤 充希