年の瀬せわしなくなる前に
おやすみをとって
鹿児島県の知覧特攻平和会館に行ってきました。
ずっと行きたくて
とうとう抑えきれなかったので。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を
昨年丸の内ピカデリーで観たことや
今夏、若い世代のスポーツ選手が
知覧に行きたいとインタビューで応答していたことも
後押しになったのだろうと思います。
教え子を次々と特攻で失って、それを見る中で自ら志願した方
一度出撃し、エンジントラブルで喜界島に不時着し自力で知覧に戻ってまた出撃した方
部下を失い、遺族に自分の預金通帳を渡すよう遺書を遺して飛び立った方
乳飲み子の我が子が物心ついたら読めるように全てカタカナで遺書を遺した方
大半が10代後半から20代前半だった
人生の儚さというものを考えた
わたしにとって、あの場所を訪れたことは
とても意味のあることでした
自分が日頃悩んでいることなんて
どうでもよくなってしまった
先の大戦について私的な史観を述べることは差し控えますし
特攻や太平洋戦争を美談のように語るつもりもありませんが
若くして散った彼らを弔うとともに
彼らの護りたかった日本の一市民として
日本人であることを誇りに
これから生きていきたいと思います
東京へ戻ります
佐藤
佐藤 充希の写メ日記
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知覧佐藤 充希