【演技について 〜女はみな女優〜】- 佐藤 充希(LUST)- 性感マッサージ

佐藤 充希の写メ日記

佐藤 充希

佐藤 充希  (32)

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  • 演技について 〜女はみな女優〜
    佐藤 充希
    演技について 〜女はみな女優〜



    ご覧いただきありがとうございます。

    わたくし、女性向け風俗店『LUST』所属

    まだ見ぬテクノロジーの空へ、佐藤充希です。



    本日は、女性が性行為中に演技をしてしまうことについてどう思うか?


    というトピックについて書きます。




    結論、演技はしたんじゃなくてさせた、が正しいと思っています。


    演技をすることが良い悪いというのは
    状況次第なのでひとえに語ることではないでしょう。


    (そりゃ、演技せずに欲を満たせるのが一番いいに決まってます。)



    昔先輩セラピストから


    「ベッドに入る前にもう8割9割決まってるんだよ」「手マンがどうとかクンニがどうとかそういう技術的なこともあるけどそれ以上にその人が大切に扱われていると感じてもらえるようなコミュニケーションをすることの方が何百倍も大切。これも技術のうち」と教わりました。


    これは今も意識していることです。


    演技をするというのは「性行為中」に起こることですから


    原因を性技の巧拙と考えがちですがそれだけではありません。



    “ それ“ に至るまでの過程の問題です。


    ベッドで演技しているならば
    ベッドの外でも演技しています。

    ベッドに限定した話ではないと思います。


    女の子たちは、ベッドに入る前に
    この人はOKな奴か、ダメな奴か
    判断していると思います。

    本来なら、Noな相手とはベッドには入りませんよね。
    (顔がイケメンとかブサイクとかって判断軸よりも、もっとこう…人としてみたいな。)

    ここは風俗で、お金を払っているわけで、
    前提としてベッドインする目的でお互い待ち合わせ場所に現れているわけですから


    キャスト側としては、
    SNSやビジュアルが合格点だから
    呼ばれたんだなと思いがちですが


    だからと言って、会ってから
    「ないわ〜」って思われたら
    金払っていようがNoはNoなので
    「楽しもう」よりも「どうやってやり過ごそう」

    思考が切り替わってしまいます。


    こいつとは無理だな
    っていうような相手に、
    しかもお金を払って枕を共にするというのは


    とても屈辱的なことですし
    惨めな気分になります。


    だから、ピ選びは慎重に、時間をかける人が多いと思います。


    わたくしども提供者はまずはそのことを
    強く念頭に置いておかねばならない。


    実際に、性感コースなのに合流してから性感なしでって言われたり

    ホテル入ったはいいが早めに解散されたりっていう経験があるキャストさんいると思います。

    (理由はコミュニケーション以外のところももちろんある)




    女性性では、セックスは期待<不安です。
    男性性では、セックスは期待>不安です。


    セックスに対するこの認識の違いを理解していなければ
    セックスに至るまでの過程ですれ違いが起こり


    その後のセックスに歪みとして現れる。


    あなたとわたしとでは(あえて男女という言葉は使いません)
    身体の温まり方も違えば
    心の温まり方も違います。



    セックスは心です。


    この人と触れ合いたいなと思うに足らない相手と
    どんなに交わっても充足感は性技(テクニック)だけでは補えません。


    余韻のない、セックスは
    アフターテイストが感じられない
    気の抜けたワインと一緒。


    飲んだ後苦味と酸味が強く残って
    爽快感もなければ
    また飲みたいとは思わない。


    わたくしにとっては性行為は
    精神的な繋がりを育む「手段の一つ」ですから


    会った瞬間から、
    ベッドで触れ合うという行為のみならず
    時間を共にするということ自体が
    精神的な繋がりを育む行為であり


    少しずつ少しずつ
    気分を盛り立てていって


    もう我慢できないっ…


    と。


    そんなエモーショナルな

    時間を共有したら

    演技する暇なんてなくなる。

    演技しようという発想に至るのは
    理性が勝つからです。


    女の子は、この人ともっと通じ合いたいと思ったら
    こちらが何かしなくとも自分自身で
    vividになるし、sensualな姿さえ見せてくれると思います。


    あれは、誰にでも見せるわけではない。



    その踏んでるブレーキから足を退けさせるのが
    手前どもの仕事でありますよな。



    だから、演技はしたんじゃなくて
    させてしまっていると私は捉えます。



    再见


    佐藤充希




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