【アーヴィング・ペンの花のように】- 佐藤 充希(LUST)東京/性感マッサージ

佐藤 充希の写メ日記

佐藤 充希

佐藤 充希  (32)

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  • アーヴィング・ペンの花のように
    佐藤 充希
    アーヴィング・ペンの花のように



    花が好きだ


    花を好きになったきっかけは

    母が玄関にいつも花を飾っていたから


    昔から色々な花を愛でてきた


    ラナンキュラスやガーベラ、マトリカリア

    アルストロメリアやキキョウ、ダリア

    玄関にもバルコニー前のチェストにも

    陽が差す場所には

    様々な花が飾られていた



    先日実家へ帰ったら

    マーガレットをメインにした

    アレンジメントが飾られていた


    母に尋ねた


    「どうして昔から花を飾っているの?」

    「綺麗だからだよ」

    「そっか」



    “ 綺麗だから ”

    その一言に愛が集約されているような気がした

    家族みなが仕事や学校

    どんな気持ちで過ごしているか

    推し量ってせめてこの空間は

    心休まってほしい

    そんな願いを

    母の一言から感じた

    花に気持ちを馳せているようで

    人な心に寄り添うような

    素敵な意味があったのかもしれない




    いつもそこにあったから

    そこにあるのが当たり前だったけれど

    思えば、家に帰ると

    心が落ち着く感覚はあった




    .



    先日、写真家 アーヴィング・ペンの写真集を購入した

    その名も『フラワーズ(FLOWERS)』


    1967〜73年の期間に『VOGUE』のクリスマス号で

    発表された写真を一冊にまとめた作品です

    チューリップやバラなど

    ポピュラーな花々が切り取られていて

    その生命力や儚さに

    自然のエネルギーを感じる

    元々、アーヴィング・ペンは

    好きなアーティストの

    楽曲のタイトルに登場していて

    その存在を知った



    凛とした姿、花の形や質感

    色のニュアンスや繊細なしわまで

    花は同じ花でも光の入り方や構図で

    全く違う表情を見せてくれる


    その様々な表情に

    じっくり見入ってしまう

    写真集を見るのが好きになったのは

    この作品が大きく影響している

    ペンの花を眺めていると

    気がつけば日々様々な情報に晒されて

    疲弊した頭の中もすっきりする



    忙しい日々でも、その日の気分に合わせて

    お花を選んで部屋に飾る心のゆとりを大切にしたい


    そんな気分にさせてくれる

    アーヴィング・ペンの写真の魅力は

    これから先、何年経っても色褪せない







    彼の作品に登場する

    儚くもあり、力強い花のように

    自分も凛々しくいたい



    明日、花を飾ってみませんか?


    LUST 佐藤充希




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