【女性の演技(海外と日本の違い)について】- 西条 和真(LUST)- 性感マッサージ

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西条 和真

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  • 女性の演技(海外と日本の違い)について
    西条 和真
    女性の演技(海外と日本の違い)について

    日本では9割もの女性が、性的な行為の最中に演技をしたことがあるとも言われています。

    昨今この「演技」について、発信された方々が多くおられたことと、直接会っている方にも本件についてご質問や見解を聞かれることが多かったので日記にしたいと思います。

    「演技」に対する「良いか」「悪いか」という観点での発信や、「見抜ける」「見抜けない」という観点での発信を多かったので違った観点で日記を書こうと思います。最終的に「女性の演技」に対して「良いか」「悪いか」の個人的な見解は触れようと思いますが、まず海外と日本の違いから触れたいと思います。

    まず日本について
    私も講師をしている中で様々な女性と話させていただいたり、セラピストになって様々な方と関わらせていただいて性的な行為最中に演技をされる日本人が多くいることを認識しています。理由や背景は違えど、おそらくほぼすべての日本人女性が演技をしたことがあると私は思っています。9割といいますが、過去に演技をした経験の有無でいうと限りなく100%に近い割合で日本人女性は経験があると思っています。

    一方で海外について
    今回日記を書くにあたって念のため調べて私も驚いたのですが、海外の中でも国によって違うようです。どの国が演技をしているかといったランキングは調べたらわかるので割愛しますが、海外の中でもアジア圏の国々では演技をしてしまう女性が多いようです。一方で欧米や欧州はやはり演技をしたことがある方はほとんどおられないようです。演技という概念は日本だけだと思ったらアジア共通しての文化や思考なのですね。私の住んできた地域では女性が性的な行為の最中に演技をするという概念が全くと言ってなかったのが正直なところです。当時の周りのカップルや友人を見ていても、演技をするのではなく、良くなかったらストレートに相手に伝えている印象でした。いい時も悪い時もどちらも相手に伝えて、2人でより良いコミュニケーションを目指している印象でしたし私自身もそういった人生でした。


    ただ演技をすることについて、良いか?悪いか?と聞かれると難しいですね。

    セックスレスのカップルや夫婦が多い国のランキングと、女性が演技をしてしまう国のランキングに一定の相関関係もあるようなので、パートナーとの長期的な性的コミュニケーションにおいては「良くない」のかもしれないと思ってしまう一方で、一概に「演技は良くない」とも言えないなと、「難しいな」と思う気持ちがあります。

    日本に来た当初は演技は良くないことと実は思っていたのですが、講師やセラピストを通してたくさんの女性と関わらさせていただいて日本人女性の人柄に触れさせてもらって考えが変わりました。

    今は、女性の演技に対して「良い」とも「悪い」とも思っていなく、ただ今現在進行形で演技をしてしまっている女性については「そのままでいい」と思っていますし、相談を受けるた時もそのように答えさせていただいています。正確には枕詞に「辛かったりしんどく感じていないなら」が付きますが、今演技をしていて辛かったりしんどかったりご自身の負担になっていないのであれば「そのままでいい」という気持ちに変わりました。

    理由は、演技をする背景や理由が人それぞれあるからです。

    皆さんは演技をなぜしますか?

    とある記事では、「男性へのリスペクト」や「アジア圏における女性蔑視」など一括りで理由を書かれていることもありますが、そのような一括りにできるものでないと思っていますし私は違うと思っています。講師やセラピストを通して皆さんの悩みを聞く中で、一概括ることができ兄深い理由や背景がそれぞれあるんだなと思ました。

    ・純粋に相手に興奮してほしいから

    ・相手が興奮してくれた方が良いエッチができるし自分も嬉しいから

    ・イッたフリをして男性の自尊心を満たしてあげたいから

    ・相手に満足してほしいから

    ・経験の少ない彼を心配させないように、自分が満足していることを分かりやすく伝えたいから

    ・こっちがイッタふりをしないと終わってくれないから

    ・早く終わってほしいから

    ・声を出したり、少々演技を入れた方が、自分の気持ちを乗せたり、テンションを上げて、行為に集中していくことができるから

    簡単にいくつか挙げましたが、こんなのほんの一部に過ぎないと思っています。
    また演技をする理由を抱いてしまう背景やきっかけまで深堀ると、演技をしてしまう女性の数だけ理由があると思っています。

    また女性は男性が思っているよりもずっと頭の良い存在だと思っています。演技をしてしまっている女性も、演技をするデメリットも分かったうえで演技をしていると思っています。演技をせずに直接相手に伝えた時と、このまま演技をした時のメリデメを、今も彼やパートナーのパーソナリティや関係性含め総合的に天秤にかけた上で、演技をする選択をしてしまっているということです。

    言いたかったのは、演技をしてしまっている方は、それぞれ目的や理由、背景がちゃんとあって演技をしているので、それに対して、第三者が良いこと、悪いことというのはナンセンスということでした。特にセラピストの方が一概に演技は良くないと簡単にいうのは控えた方が良いと私は思っています。

    女性も演技することのデメリットなんて百も承知で演技をする選択をしてしまっていると。

    なので繰り返しになりますが、今演技をしていて辛かったりしんどかったりご自身の負担になっていないのであれば「そのままでいい」と私は思っています。



    ただ1男性としてや1セラピストとしては、その女性にとって演技をしなくていいような存在になりたいとはもちろん強く思います。

    「女性の演技は良くない」と女性が演技してくれているのを否定するのではなく

    演技をする必要がなったといわれるような存在になりたいとは強く思っています。

    女性が演技をする理由をいくつか上記で記載しましたが、多くの理由が相手(男性)を思って演技をしてくれています。

    「演技が良くない」や「やめた方がいい」と主張される男性の多くが、問題の矢印を女性に向けている方がおられますが、要因は男性だと思っています。

    演技する必要がなければ女性も演技はしません

    なので「演技を良くない」「やめた方がいい」という男性になるのではなく、演技をする必要のない男性になりたいと思っています。

    またそうなれるように精進したいと強く思っています。

    それはテクニックや技術だけではなく関係性も含めて。

    海外のカップルの話や一部のセラピストの発信を見て、「演技をしちゃいけないんだ」とネガティブに受け取っている女性がおられるみたいなので、そういった方に届いたらいいなと思って日記記載しました。

    繰り返しになりますが

    今演技をしていて辛かったりしんどかったりご自身の負担になっていないのであれば「そのままでいい」と私は思っています。

    少なくともlustに所属しているかたは同じように思ってくださっていると思いますし

    もし万が一、今現在パートナーとの行為の際に演技をしていて辛かったりしんどかったりしている方がいるのであれば、そんな方々が演技しないですむような存在になりたいと皆さん思っていると思います。

    長くなりましたが失礼します。

    西条和真




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