【匂いと記憶（プルースト効果）について】- 西条 和真（LUST）- 性感マッサージ

お会いした時間や感情、映像、声など、皆さまはお会いした人とのことを思い出す時はありますか？


いい時間や素敵な時間を過ごさせてもらうほど、私は思い出してしまうことがあります。


皆様の中にも思いだしてしまったことがある人はいるかと思います。


ちなみに何がきっかけで思い出してしまうことがありますか？

言葉

景気・映像

声

温度

匂い


人それぞれだと思いますが、私は圧倒的に「匂い」です。


まさに「プルースト効果」です。


プルースト効果については、有名な話なので知っている方も多いので、少しだけ記載します。


プルースト効果が起こる理由は、人間の嗅覚と脳の仕組みが関係していると脳科学観点で謳われています。


脳には思考を司る「大脳新皮質」と、感情や本能を司る「大脳辺縁系」という器官があります。


また大脳辺縁系の中には、記憶を司る海馬が存在します。


五感のうち「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」の4つは、大脳新皮質を経由してから海馬に送られます。


「嗅覚」だけは海馬に送られます。そのため他の五感より感情や本能、記憶に働きかける力が強いと言われています。


そのため五感の中で「嗅覚」は特別とされています。


またプルースト効果を応用して、認知症や記憶喪失に対する脳科学や心理学観点での研究が進められています。


ここまでは一般的な話です。



プルースト効果を高めたり、海馬の活動を活発にさせることは、脳科学や神経系学、薬理学的観点の研究は多くされております。


この日記を記載するに当たって人間の性について、知人とこの話をしていて


解剖学や脳科学や神経系学、薬理学などを深く理解することは、性の深掘りにもなるのだなと思いました。


20代の頃は当たり前のように研究で論文を読む毎日だったので、


より性を深めるためにも最近の研究や論文にあらためて目を通してみようと思いました。


失礼します。