知人の結婚式に参列していつも、
いいなぁ
と思う。
けれどこの「いいなぁ」は単に羨ましいわけではなく、
高校生が青春してるのを見ていいなぁ
とか、
人様の子供がぐちゃぐちゃにご飯を食べているわんぱくぶりを見ていいなぁ
とか、
そんな感じのしみじみとした温かい目の「いいなぁ」なのです。
結婚して子供がいて幸せな家庭を築いている方を見ても「いいなぁ」なのです。
かつてはそんな理想を思い浮かべ、そんな理想を叶えるんだろうなと思っていたあの若かりしころがの自分が微笑ましいと思えるくらい。
ただ、今となってはしみじみとした「いいなぁ」なのです。
偏りがありはするもののそこそこの綺麗好きで、
洗濯物のシワができないように洗濯物を干し、
洗濯物をたたむ際にしまうスペースを考えつくしたたたみ方をし、
大掃除が面倒でしたくないが故に日々こまめに色々なところを掃除し、
使い終わった空のものを片付けない、もしくは空であることにすら気がつけもしないような人とは相容れない、
まともな掃除もしないくせに汚すのは一人前な汚物とも相容れない、
自分のことは自分でやるけど人のケツを拭ってやるほど器はでかくないむしろおちょこの裏側くらいの器と認識している、、、
独りが長ければ長いほど自分のルールが強くなってしまいどんどん独りを拗らせていくわけなのです。
だから結婚をしたとしても、同じマンションの同じフロアか別のフロアに別々で部屋を借りて住む、とかじゃないと多分ダメな気がするくらいには重症のようです。
そうです、結婚しないんじゃなくて出来ないんですねw
有馬 伊吹の写メ日記
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