なんとなくしなくなる、というのも良いものか悪いものかわからないけど、お互いなんとなく求めなくなって欲求不満とかでないのであれば悪いことではないのかもな。
でも、どちらかが求めていて、もう一方がそれを拒絶する構図は悲しい。
パートナーとの営みについて、拒否する側もされる側も経験があるが、あれはどちらも辛いものだね。
でも、どちらかと言うと拒否される側の方が精神的には辛いかな。
拒否されると、どんどん悪循環にハマっていく。
誘う勇気が出なくなる。
臭い?
汚い?
キモい?
異性としての魅力がなくなった?
好きじゃなくなったのか?
他に好きな人が出来たのか?
なぜ自分と一緒にいるんだ?
セックスが全てではないとわかってはいるが
セックス拒否されただけで疑うなんて恥ずかしい
けどこの欲はどうしたらいい?
温もりがほしい
でもまた拒否されたらどうしよう
拒否されるのが怖い
そして、
更に誘う勇気がなくなる。
更に疑う。
更に自己嫌悪に陥る。
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とても繊細な内容だし、思い切って話をしてみても関係性が壊れるのも怖い。
セックスのこと以外は楽しいし居心地がいいし、いっそこのままでもいいのか。
でもいざ夜になり同じベッドで寝る時になると好きな相手がそこにいて、好きな人の肌に触れたくなり、でも触れる勇気すらもなくなり、弱りきり、またモヤモヤと悪いことを考え出してしまう。
そんなことで自分を嫌いになるのはもったいないんだよなぁ。
かと言って浮気や不倫で発散したり気を紛らわせるのは色々リスクもある場合が多いし。
一方で、
セックスを拒否する側も何か拒否する理由があるんだよね。
頻度が多すぎる
疲れてる
何か酷いことを言われた
生理的に無理になった
異性として見れなくなった
他に好きな人ができた
日々のすれ違い
日々の態度に愛想をつかせた
繊細な話しだし、相手と話合いをするのは腰が重いし、自分に不都合な場合もあるし、大抵の場合は適当な理由を述べるか、それすらもしないでただ簡単に拒否するだけのケースが大いのかな。
拒否する方が簡単で気が楽なのは確か。
でもたまに目の前のパートナーを飼い殺し、自分は他の人と発散してることがあるけど、それはちょっと筋違いだな。
自分が発散したければまずはしっかり目の前のパートナーと向き合って話し合って、それでもダメならしっかりケジメつけて。話はそれからだね。
ただ、まぁそんな簡単な話でないのもわかる。
知人の奥さんなんか
「私は貴方が生理的に無理になったので外で済ませてきてください。でも道徳的に不倫や浮気は許しません。故にお金で解決してきてください。」
と、正式に風俗行きの許可を出されたとか。
実にキヨキヨ…清々しいね。
彼はどうしてたかって?
大喜びして毎週風俗行っては楽しそうに感想をばら撒いてたよ。
別れられない環境ならそれくらい言い放ってケジメをつけてあげるのも愛なのかな。
勘違いしてほしくないのは拒否する側を全面的に悪く言っているわけではないと言うこと。
人間って頭良いくせに肝心なところ話し合わない節があるから馬鹿な生き物だなぁって思う。
話し合いで全て解決できるとは思わないけど、おれの知人みたいに少しはマシな環境にはできるの事の方が多いんじゃないかな。
まぁそれぞれ色々な背景があるから正解はないんだろうけど。
何を捨てられて、
何を捨てられなくて、
何が欲しくて、
何は我慢出来て、
それらを加味して
どこまで感情的でいいのか、
どこまで理論的でいいのか、
まぁこれはセックスレスに限らず人間関係全般で言えることだけどね。
とりあえず、少なくともおれが今まで見てきた景色からはこんな程度の結論しか出せないけど、私生活でパートナーとのやりとりに悶々としている時にこの業界を見つけた人も少なくないはず。
解決はしなくとも相談するだけで、吐き出すだけで気持ちが楽になることもある。
会ってからでも、会う前のやり取りの時でも、どっちでもいいから愚痴、聞かせてね。
有馬 伊吹の写メ日記
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