昨夜自宅で夕食の準備をしていると、突然ドンッという低音が鳴り響きました。
何事かと思い家の外に出てみると、少し西の海側から色鮮やかな花火が見えます。
自宅近くの浜辺では時折、ヤクザの誰かが亡くなった際に弟子たちが追悼の花火をあげることがあります。
今回も誰かが何かを追悼しているのだろうと考えましたが、それにしては次々と綺麗な花火が打ち上がります。
私は諦めて自宅へ戻りガスの火を止め、近くのビーチへ行くことにしました。
ビーチに到着すると、すでに近所の家族連れなど大勢の人々が花火を見上げています。
子どもたちはサプライズの花火に大喜びです。
私は冷蔵庫から持ってきたサッポロ黒ラベルのフタを開け、花火を見ながらゆっくり飲みました。
今回のコロナ禍で窮屈な日々を強いられているのは大人だけではありません。
本来、夏休みの子どもたちは毎日のようにプールへ通い、涼しい図書館で本を読み、家族でバーベキューや花火をして全身真っ黒に日焼けして9月を迎えます。
夏休み最後の日曜日に打ち上げられた昨夜の花火は、子どもたちへのプレゼントだったのでしょう。
花火職人の方々、市の職員などの有志の方々に大きな感謝です。
私は缶ビールはきちんと持って行きましたが、iPhoneを自宅に置き忘れたので花火の写真はありません。
写メ日記の写真はいつものように私の宣材写真です。お許しを。
禅の写メ日記
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花火禅