8月15日 土曜日 晴れ
今日は、75回目の終戦記念日
日本国民の誰しもが、たどれば、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん世代には戦争があった時代に生き、また戦争というものを身近に経験した方がほとんどだと思います。
うちで言いますと、自分の父親が正に戦争を経験しております。うちの父親の兄弟に至っては一番上の兄は、戦争に駆り出され、潜水艦にて戦死。遺体はあがらず、知らせだけ。その知らせを聞いた父親(自分からみたお祖父ちゃん)は、その知らせを聞いた時、囲炉裏に火箸を刺し、突っ伏したまんま、暫く動けなかったと聞きました。自分の子供が戦争で亡くなり、亡骸と対面も出来ずに、どれだけ悲しかったことか。
戦死した、うちの父親の兄、叔父さんにあたる訳ですが、まだまだ人生これからって時に、人生においてもこれからの楽しみだってまだまだあったはず。もし叔父さんが生きていたら、こんな自分の事もきっと少しは可愛がってくれたことだろう。と、ふと思うこともあります。
終戦から75年、戦争を知る人間が減っていくわけです。
今なお生きている、戦争を知る身近な人から、お話しを聞く機会は貴重な事でもあります。
人は過ちを繰り返す生き物です。時が経てば経つほど、忘れがちですが、決して忘れてはいけない。再び戦争を、してはならない。
まだ若くして、これからという時に、同じ日本国民として、お国の為にと散っていった、英霊たちに最大限の敬意をはらい、このあと正午に黙祷を捧げます。
哀田 剛の写メ日記
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終戦記念日哀田 剛