【それぞれの思いで黙祷を】- 哀田 剛(エクスタシー東京)東京/性感マッサージ

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哀田 剛の写メ日記

哀田 剛

哀田 剛  (43)

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  • それぞれの思いで黙祷を
    哀田 剛
    それぞれの思いで黙祷を

    3月11日 (土) 晴れ



    今日もこの日がやってきました。いつもと変わらず、平凡ながら平和な日でした、12年前の今日のこの時間までは。あの日あの時間は新宿にいて遅めのランチを外で済ませて、移動中で新宿西口大ガードの大きな交差点で信号待ちをしていた時でした。



    地面が揺れていたのに気付きましたが、収まる気配はなくて、むしろ段々と揺れが大きくなってきて、ただの地震じゃないなと感じ、交差点の面しているビルのガラス窓も音がするくらい揺れていて、ガラス窓が割れたり、ビルが崩れるんじゃないかとさえ思いました。今まで経験した事のない地震でしたし、初めて地震の怖いなと思いました。



    あの日の夕方は、普段有り得ないぐらい歩道を埋め尽くす帰宅する人々の数、テレビを付けると悲惨な映像、大変な事が起きたんだな、被災地に住んでいる叔父さん、叔母さんの安否が気になり、数日間にわたり何回も何回も電話しても繋がらず、やっと安否確認が出来た時には安堵したものでした。



    しかし、身内が助かったから良かったとも思えず、辿っていけば、津波にのまれて犠牲になった方もいました。同級生の親御さんがそうでした。その悲しみは本人でしかわからないけれど、全く他人事ではなくて、悲しかったのを覚えているし、今でも忘れてはならない。



    12年前、私は既にこの女風の仕事をしていましたが、大震災直後も、前から予約をいただいてた仕事をこなしながら、こんな時に女風という仕事をしていて良いのか?被災地が、日本がこんな大変な時に。この仕事を生業としていたし、仕事が好きでしたが、あの時ばかりは、頼むからお客さん側からキャンセルしてくれ。そう思ったものです。そのような精神状態では、とても仕事どころではなく、震災から2週間経たないうちに、私は一時女風の仕事から遠ざかっていました。



    その話しはまた後日にでも。



    12年前の今日、東日本大震災という震災があったことを、この先もずっといつまでも忘れず、生かされた事に感謝し、生きたくても生きられなかった、犠牲になられた多くの方々に哀悼の意を込めて、14:46黙祷を捧げます。




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