今はもうこの女風の世界には居ない人で
結構前に、なんで自分をこんな社会的に立派な方
が指名するんだろうと悩んでた時があった
特に現実の自分は何も成し遂げてないし、なんなら
社会不適合者を極め抜いた先の起業だったし
何も取り柄もないただのクズなのにって、会う度に
劣等感で押しつぶされそうになりつつも
その人の前ではやさしくて、思いやりのある風な
自分で居ようとしていて、でもその人の背景を知る
と現実の自分とかけ離れてるくらい立派に感じて
こんな無駄に歳だけくった自分がこの人
を満足させられるのか?
と勝手に思い悩んでた時期があった。
プライドが邪魔をして、劣等感から、その人の前
で自分を卑下して、自分は貴女に釣り合いが取れない
と決めつけて、その人の好意を踏み躙る言葉をかけて
しまっていた。
でもその人はそんな社会的な自分ではなく
女性としての、個人としての自分をありのままに
見てくれるだけで幸せを感じる方で
社会的地位や能力の高さとかそこを見てる人では
なかった。
俺はその人に目がいかず、肩書きや能力で
その人を勝手にラベリングして、勝手に劣等感を
感じ、勝手に幕引きをしようとしていた。
自分があまりに小さすぎる人間に感じるのが嫌で
仕方なかった、社会的に見ても何もないから。
でもそれは重要じゃない人もいる。
ただただ人間的に好きで一緒の時間を過ごせるだけ
で幸せに感じる人もいる、勝手な色眼鏡でその人を
見て、こちらが勝手にラベリングして、勝手にこの人
はこうだからと判断して接するのは意味がない。
こちらが相手の事を真に知らずに
あれやこれや思い悩むのは無意味で、好きって
気持ちを向けられてるなら、素直にありがとうで
良くて、その人自身を好きで居るだけで良い。
くだらないプライドを捨てるのがいい。
むしろ、惹きつけられるくらい自分を磨けばいい
新人の頃の俺に伝えるなら、
勝手な想像をするなの一言に尽きる。
燿の写メ日記
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無意味なラベリング燿