いくらお店というバックグランドがあったとしてもあまりよく知らないセラピストといきなり密室で会う、となると抵抗があるという女性が多いと思います。
そういった事情もあり、女性用風俗店のセラピストはまだ予約を受けたことが無いユーザーさんからのDMにも対応しているという方が多いです。
ただ、こういった現状をみて
「予約をするかまだ分からないのにメッセージを送ってもいいのだろうか」
「営業時間外のセラピストの時間を奪うことにならないだろうか」
と感じてしまう女性も多いようです。
たしかに、DMでのやり取りというのはセラピストにとって義務ではありません。
現にDMのやり取りは予約の打診の受付にとどめているというセラピストも多いです。
しかし、だからと言って予約に繋がらなかった全てのDMが「悪」であるということにはなりません。
僕の考えではDMってのは「試食」みたいなものかなと思います。
お客さんの中では外見だけではどんな商品なのか想像しづらい。少しでだけでも味わって判断したいという方もいます。
もちろんほんの少し「試食」でその商品の全貌を掴めるわけではないし「試食」をしたからと言ってその商品を買わないといけないわけでもない。
店舗側からしても全ての店舗が「試食」を提供しないといけないわけではない。
「試食」を提供することでブランディングが損なわれると思うなら、リソースが削がれてしまうなら提供しなければいい。
提供することで、少しでも商品のことを知ってもらいたいと思うなら提供したらいい。
もちろん本当に「試食」だけで腹を満たそうというお客様がいたらたまには注意しないといけないのかもしれない。
セラピストにとってもユーザーさんにとってもDMがそういうものになればいいのではないでしょうか。
気になるセラピストがいたら声をかけてみたらいいし、セラピストもそれに気が向いたら返せばいい。
DMが絶対返ってくるということもないし、絶対に予約に繋がるということもない。
それを理解した上でセラピスト側もユーザーさん側ももっとラフに一対一でのDMに向き合っていけるようになればいいなと思います。