【離れていくアナタに贈るコトバ】- 槙島 蒼司（greed）- 出張ホスト

あの時


もうアナタから愛されるコトも
必要とされるコトもないんだと分かった


だから
今はこうして私は一人きりでいる

ワタシから切り出した別れなのに



最後の時に言ったアナタのセリフは‥



あの時アナタはなんて言ったんだろう？



聞こうとしたのに‥聞きたくなくてね
怖くてふいに耳を塞いでしまったの


だから
あのセリフ届かないまま宙を舞ってる


去ったアナタは戻らないのに
分かりきった事なのに今日も夢の中で
楽園を見る‥叶わぬ願い事なのに不思議


本当は言いたかった


ずっと離さないでぎゅっと手を握っていてと
アナタと私はこれからも二人続くと言って
欲しかったんだ
ぎゅっとあなたの腕の中にいて温もりを感じ
二人でおでこを合わせながら寝るのが好きで



本当に好きでって‥

いっぱいある言えなかった



離れてしまう前
繋いでくれたその手は温かくて優しかったよ
些細な積み重ねでアナタはいつもいつも私を
怒らせて最後に泣かすのがすごく嫌いで‥


でも、最後にごめんねっていうその顔が
凄く焼き付いてる


もう二度とは会えなくなるコトを知ってたの?

いつか‥いつかでいいから夢が願いが叶うなら



どこか違う世界や時間
アナタに会えたなら伝えるよ


あなたの温もりが消えちゃう前に私を
抱きしめてと絶対に言うね！


その為に未来に進む


じゃーな