「相手の恋愛感情につけこんで、高額商品を買わせたりサービス契約を締結させる」ことがいわゆるデート商法という悪徳商法です。
「セラピ辞めたら結婚しよう」だの「セラピ辞めても連絡取ろう」などという言葉があったとしても
茶番だとわかって楽しんでいて、お客様が自分の意思で「会いたいぜ」と予約をしている限りは色恋営業の範疇にすぎないかと思います。
デート商法という着地点を意識するのであれば、
「セラピ辞めたら結婚しよう」だの「セラピ辞めても連絡取ろう」という言葉はおそらく入り口です。
・顧客がその言葉を信じ切っている
・乗じて予約を要求して、これが満たされないと関係が壊れるという旨をピから告げている(または含ませた言い方をしている)
・関係の破綻をおそれ、予約(たぶんロングや空予約)を続けてしまう
といった展開があるとデート商法ど真ん中かなと思います。
さすがにここまで露骨なケースはないでしょうが、ロングじゃないと性感が発生しないとか予約優先度が下がるなどの対応差異がつくことで、事実上「今の関係性が維持できない」という強迫観念を与えているケースはあると思います。
専門家ではないので、これがデート商法の要件に代替するかはわかりませんけれど、業界への不信感を醸成するには十分ですからね。