こんにちは、アーメン東京甘々オジピのリクです
50の質問に答えています。
前の日記の続きとなります
サンタはいないと
上級生にからかわれた幼稚園生の僕
次のクリスマスイブの夜
どうしても、あのやりとりを思い出してしまい
サンタの存在の疑念が
否が応でも蘇って来てしまいました
ただサンタの正体を確かめるため
ずっと起きておいてやろうということも無く
幼い僕は眠気に勝てるはずも無く
寝室でいつも通りに眠りについたのです
ただやはり心のどこかで気を張っていたんでしょう
深夜の物音でうっすらと
眠りから覚めてしまったのです
寝ぼけながら目を開けたその先に見えたのは
寝室からこそこそと去っていく父の姿でした
その後ろ姿は今でも忘れられません
僕は全てを察しました
いや、きっとわかってはいたのです
わかっていたことがただ
目の前に展開されただけなのです
僕は心を乱すことなく、そのまま静かに目を閉じて
再び眠りにつきました
翌朝、僕はひとつ大人になり
枕元の聖闘士星矢の黄金聖衣フィギュアを抱え
両親にサンタが来た喜びを伝えに行くのでした