こんにちは、アーメン東京甘々オジピのリクです
50の質問に答えています。
この日記を書いている経緯はこちらです。
【質問37】
大きく挫折を味わった体験はありますか
【回答37】
浪人を失敗したことです
今でも予備校の寮のベッドから
見上げた天井は忘れません
志望校に単純に受からなかった事より
自分が世の中を何も知らず
何も考えずに生きてきた事を
突きつけられたショックが大きかったです
受験失敗までは自分の半径100メートルくらいしか
見えていない人生でした
田舎のせいにしてはいけませんが
世の中の仕組みであったり
社会がどのように動いているのか
家と学校と田んぼの通学路を往復し
土日も家でTVゲームをするか
親に付いて近所のショッピングセンターに
小一時間買い物に行くのみ
そんな生活を送っていて
社会を知る、体感する機会が無かったのです
いやそんな事はないのでしょうね
知る機会や材料は少ないながらもあったはず
自分の空想の世界ばかりに居て
現実を見ようとしなかったと言うか
気付いていて目を逸らすのならまだしも
現実を見る必要性すら感じていませんでした
親が出す食事を食べ学校に通い適当に過ごす
そんな日々を送っていました
初めて進路を選択したのは高校でした。
志望校を決めた意思らしきものはほぼありません
僕の地元は高校も数校しか無く
偏差値の順に並んでいました
進学校A、商業高校、工業高校、進学校B
その選択肢の少なさに
遠く離れた高校を志望するクラスメイトもいましたが
そんな人もいるんだと横目で見ただけで
自分とは無関係な世界でした
偏差値順に並べられた高校の中で
自分の偏差値がそこに該当するという理由で
進学する高校を決め
そのまま高校に進学しました
そして進学校に進んだからには
大学に進学するものだという先入観で
またもや目的など何も考えず
東京に行きたいというだけの理由で
東京にキャンバスがある大学を探すのです
将来の自分の夢であったり目標であったり
そんな大層な物で無くても
自分が何が好きでどう生きたいのか
全く考えていない学生でした
進路相談なんてなんて答えていたんでしょうね
大学受験は自分の学力で入れそうな
東京の大学を志望校としました
高校生活の最終模試の判定はB判定
B判定なら大丈夫だろうと高をくくり
見事に現役生での受験に失敗しました
失敗したら予備校生活かと当たり前のように思い
それにかかる費用や準備や周囲の心配など
これまた何も考えない人間でした
