セラピストをしていて一番疲れるのは
接客やDMで多くの人と関わることによっておこる精神的磨耗か
施術などの予定を詰め込みすぎて起こる体力的消耗か
いいえ、後頭下筋です。
今回は多くのセラピストを悩ましているクンニネックの原因と対処法をお話していきます。
ユーザー様には関係のないケガですがお互いの協力によって減らせるケガなので良かったら一読下さい。
【原因】
クンニネックとは・・・クンニをして長時間首が過度の伸展位となり後頭下筋群や僧帽筋が過緊張および損傷することを指す(勝手に)
いわばセラピストの職業病。
【症状】
・首こり、肩こり
・頭痛
・めまい
・眼精疲労
・慢性的な疲労感
・自律神経の乱れによる症状
など様々な症状を引き起こします。
【対処法】
クンニの受け手側の骨盤が前傾してるか後傾しているかでセラピストの首への負担は大きく変わります。
骨盤が前傾しているほど首は伸展位を強いられるので受け手側が骨盤を後傾してあげたり、骨盤の下にクッションを敷くなどして骨盤を後傾してあげると後頭下筋への負担が弱まります。
受け手側がベッドの端で寝っ転がりセラピスト側が膝立ちで行うのが一番負担のかからない体勢になるのでぎっくり首を起こしたセラピストにはその体勢で舐めてもらうのがおすすめです。
【マッサージ】
1.後頭部の柔らかい部分を探す。
両手の中指と薬指を使って、後頭部の髪の生え際にある窪み(硬い骨のすぐ下の柔らかくなっている部分)を探して円を書くようにしてほぐしていく。
2.首を左右に揺らす
2本の指を外側から中央に向かって窪みに押し当てて固定する。そのまま顔を上に向けた状態で、首を左右に軽く揺らす(10秒ほど)。このとき、指は固定したまま動かさず、目線は天井を向くように意識してみてください。
【ストレッチ】
1.壁に背中と後頭部をぴったりとつける
2.そのまま顎を引き止まったところでキープ(10秒ほど)
3.顎を引いたまま下顎部を手のひらで押しさらに顎を引く(5秒ほど)
4.壁から離れて天井を向くように顎を上げ、後頭下筋に力が入っている事を意識する。
良かったら好きなセラピストが首を痛めていたらこの日記をみせてあげてください!
santuario旭
旭の写メ日記
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ク○ニネックの原因と対処法旭