以前あげた
ポカポカする 日記の後日譚
見てない方は少し遡ってくださるとはなまるひゃくてん
数日前の話なんですけど………
インターホンの音で目が覚める
そういえば今日、再配達を午前中指定にしてたっけ
それにしても眠い、眠すぎる
目が全然開かない中
手すりを頼りに階段をおりる
玄関を開けた先には
配達のおじさんらしき人が立っている
眠さなのか眩しさなのか顔すらも全然見ることが出来ない
おじさんからしたら玄関から出てきた僕は凄い不機嫌そうに見えたことだろう
名前の確認をされて
力ない返事をする僕
そんな僕におじさんは
「この前ポケモン大丈夫でしたか?」
と爽やかに問いかける
あぁ、あなたが…
あなたが神でしたか……
出来るだけ元気いっぱいに
そして開かない目で頑張って目おじさんの目をみて
はい!ありがとうございます!
とお礼を伝えようと努力はしたが
申し訳ないことに目が開かなかった
それと同時に僕は気づいた
目があかなかったのは
眠かったからではなく、太陽が眩しかった訳でもなく
きっとおじさんが放つ眩さに目がくらんでいたのだろう
と。
きっとそうだ。
おじさんありがとう。
ありがとうおじさん。
ハクナの写メ日記
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