夜はふと、色々なことを真剣に考える時間が不意に訪れる。
考えれば考えるほど、セラピストに出来ることって少ないんじゃないかなって思う。
「お客様を癒す」
言葉では簡単に言えるけど、それを実際にやろうとするのは難しい。
今、目の前にいるお客様にとっての癒しとは何か?
身体の癒しはマッサージで行えるかもしれない。
じゃあ、心の癒しは?
肌と肌が密着すれば癒される?
手を握れば癒される?
心は目じゃ見えないから、その時その時、相手がどう思っているか、本当の意味で理解は出来ない。
考えても考えても、答えは出ない。
正解は1つじゃないだろうから。
だから、自分に出来ることを全力でやるしかない。
お客様と真正面から向き合うしかない。
自分がお客様をしっかり見ない限り、お客様が自分を見てくれるはずがない。
これからも悩んだり、壁にぶつかったりすることがあるだろう。
だけど、どんな時であろうと、これだけは心に決めてる。
僕を選んでくれた貴女に、後悔はさせない。
華蓮の写メ日記
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不意に華蓮