時間の制約
お別れの時間がやってきてしまった。
本当はもっと君と一緒に過ごしたい。
君と行きたい場所も
君としたいこともたくさんある。
"遠慮しないで言いたいことは伝えてね"
と、君には偉そうに言うけど
自分は遠慮してしまっているのが正直なところ。
理由はわかっていて、
俺から君に言ってしまったら負担にならないかなっていう不安。
今でも十分に楽しいと感じるこの時間を壊したくないから。
そんな気持ちを秘めながら、
改札口の奥へ進む君の背中を見送っていた。
華蓮の写メ日記
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時間の制約華蓮