会社に勤めているとしたら
頻繁に関わりがあったり
数ヶ月、数年に渡る長いお付き合いをさせてもらっている
顧客(お客様)っていらっしゃると思う。
いわゆる"お得意様"っていう言葉に当てはまる方。
お得意様になると、新規の顧客と比べた時に
向けられる気持ちの大きさ…つまり情って言うのかな?
そこに差が生まれてしまうのは必然だと思うし、
決しておかしなことではないと思うんだ。
これを女風業界に当てはめてみたい。
界隈で言われている、太客/細客の話。
そもそもこの言葉ってどこから来たんだろう?
本来、セラピストからお客様に対して
口に出す言葉じゃないと思うんだよね。
「君は俺にとって大事な太客だよ」
「君は細客だから大切にしたいとは思わない」
そんなふうに言われたことがある人って、いるのかな?
この界隈の悪いところだと思うんだけど、
業界用語みたいに使われている言葉そのものに
マイナスの印象が強い。
そしてそのマイナスの言葉の定義が
人それぞれで全く異なる。
だから同じ言葉を使って話していても
認識に大きなズレが起きたりもする。
(例:塩対応って何をもって塩対応と言うのか?)
これはあくまで僕、華蓮の考えですが
予約をたくさんしてくれるから大事にする。
どうせ1度きりだろうからそこまで頑張らなくていいや。
そんな考えで、僕にご予約をくださったお客様と向き合ったことはないですし、
言えばこういう対応は"差別"だと捉えてます。
しかし、月に1度、120分の予約を1年間毎月ご予約くださっている方と
1度きりのお泊まりや貸切など、長い時間のご予約をくださる方。
「限られた時間をめいっぱい楽しんでもらいたい」
という気持ちのベースは同じであっても
+αの気持ちや情がそこにあるかないか。
僕には、正直あります。
月1回でも2ヶ月1回でも、長いお付き合いをしてくださっている方には
僕の中に"お得意様"としての情が、あります。
これは差別ではなく"区別"だと思ってます。
お互いをより深く知り合えているからこそ
セラピストとして、人として
貴女に伝えられる言葉、してあげられることがその分だけたくさんある。
長々と語ってしまいましたが…
そもそもお客様はどの方も大切だし
わざわざ
太い細い、お得意様か、そうじゃないかなんて
呼称を変える必要は無いんですよね。
でも僕が言いたかったのは、言葉がもたらすイメージ。
言葉によって何かを与えられる/与える、ことができるなら
プラスの印象がいいですよね?
SNSでマイナスイメージの言葉ばかりを見ると、正直胸が苦しくなります。
SNS中に蔓延っている、誰かの不安を煽る言葉や誹謗中傷。
そんな言葉ばかりに耳を傾けないでほしい。
わざわざ自分に当てはめようとしないでほしい。
貴女の中にある前向きな感情や尊い気持ち。
その大切な気持ちを、常に貴女の胸の真ん中に置いて
貴女自身が望むものを、この女風で見つけたり、叶えてください。
きっとこれを読んでくださった僕の大切な"お得意様"の皆さんには
僕の気持ち、しっかり伝わってくれていると信じています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
華蓮の写メ日記
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"お得意様"と呼ばせてください華蓮