ねえ、心臓ちょうだい?
「君の膵臓を食べたい」とか言う映画ありましたね。
それと似たような感覚ではないけど、
時折り全部を食べたくなる時がある。
骨の髄まで。
性欲というか、食欲というか。
独占欲を超えた支配欲。
いつからか、
ハート=心臓という概念が生まれました。
一説には古代エジプトにも遡るとか。
古代エジプト人たちにとっては、
脳ではなく心臓が感情、思考、意志、意向の座であった。
古代エジプトの信仰において心臓は、
来世にとっての鍵であった。
死んだ後、「心臓」と「羽根」を天秤にかける審判があり、
羽根よりも重い心臓は罪深く、
「アメミット」という幻獣に貪り喰らわれる。
喰われた魂は二度と転生できない。
霊魂の不滅が信じられていた古代エジプトでは、それは永遠の破滅を意味する。
この「アメミット」
頭はワニ、
たてがみと上半身が獅子、
下半身はカバ。
上の写真の奴です。
パッと見はライオンですよね。
何故か不意に「心臓食べたい…」って思って、
日記書きながら古代エジプトまで辿り着いて、
まさか自分とリンクするアメミットに出会うとは。
どうやら自分のルーツはエジプトにあるのかもしれない。
ねえ、心臓ちょうだい。
麗
麗の写メ日記
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