「絶対イかせるから」「もう少し我慢してね」
彼のその言葉に、私は少し引いた。
優しさのつもりなのはわかる。
でも私は、今“頑張るモード”になんてなりたくなかった。
触れられてるのに、まるで義務感のあるマッサージみたいで、
快感よりプレッシャーの方が強かった。
彼の手つきがだんだん強くなるほど、
私はどんどん冷静になっていった。
「本当に私のこと見てる?」
そう思った瞬間、心が閉じた。
セックスって、本当は“どこに行き着くか”じゃなくて、
“どう感じ合えてるか”が大事なんじゃないの?
イくことばかりがゴールになった瞬間、
それはもうただの“成果”であって、愛じゃない。
ねえ、私たち何のために繋がってるんだっけ?
麗
麗の写メ日記
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「イクまで頑張ろうね」って言われるのが一番萎える麗