【前近代的日本に蔓延る〝不倫=悪〟の概念と、近代化における女性用風俗。】- 麗(santuario)東京/性感マッサージ

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麗の写メ日記

  • 前近代的日本に蔓延る〝不倫=悪〟の概念と、近代化における女性用風俗。
    前近代的日本に蔓延る〝不倫=悪〟の概念と、近代化における女性用風俗。


    しばしワイドショーを賑わす芸能人の〝不倫〟


    会社の給湯室でも、
    団地の井戸端でも不倫ネタはもはや鉄板でしょう。


    人の恋路が話のネタになるのは、
    人間が言葉を話してからすぐにでも、
    始まったんじゃないかと思うくらいに、
    誰もが盛り上がる。


    殊更、不倫になるとその蜜の糖度たるや、
    生唾で行水できるくらいに溢れかえることは誰も否定できまい。


    そこまでは良しとして、


    なぜ〝不倫=悪〟とされるのか?


    一個人が一個人に惚れることは、


    抗えないことでありながら、何故?


    憲法でも法でも縛れない人の恋を何故縛るか。


    それは日本及び日本人が「近代化」に成功できていないとも言われています。


    一個人の価値観を尊重し経済的にも精神的にも独立を求める〝近代化〟


    そもそも近代化とは?
    【個人の生活、思想において自由を重んじ、設備の機能化、労働の有効化を図るようにすること】


    後半は経済的側面ですが、
    前半の「個人の生活、思想において自由を重んじ」を考えれば、


    他人の不倫なんてものは「どうでもいい」ことのはず。


    では日本人は何なのか、それは前近代だから。


    もしくは村社会ならぬ村時代とでも言いましょうか。


    村においてもっとも重んじらるのは


    みんな大好き「空気」ですね。


    この空気が絶大な決定権を持っています。


    コロナ対策もエビデンスよりも空気が重視されました。


    先の大戦でもそうでしょう。


    我々が失敗するとき、


    データとは真逆の空気に身を委ねたとき、


    その身は文字通りに空を切るのです。


    そしてもう一つ、村社会の特徴としては「村八分」でしょう。


    誰かひとり標的が見つかれば市中引き回しの後、追放されます。


    リアルでもネットでもそれは起こりうるわけで、


    村八分が発生すると、


    「あー前近代的だな」と言ってやりましょう。



    話は戻りますが日本における「近代化」は、


    すでに明治維新から始まったじゃん?と思われそうですが、


    あの当時、黒船来航以降に急速な近代化を迫られた日本人は、


    精神的な近代化はできずに、


    経済だけを欧米の仮面を借りながら、


    外需という特需で無理くり近代化を図りましたが、


    「失われた30年」を過ごしながらその仮面が剥がれ、


    不倫が村八分される時代に逆戻りしたわけで。


    事実、江戸時代の不倫は女性からしたら、


    「死罪」を覚悟でするものだったそうです。


    でも男は死なないという、なんとも差別的な時代でした。


    男は不倫もするし「吉原」に行けば「遊女」と遊んでるし、


    吉原で粋に振る舞うことがステータスでもありました。



    そして今の令和において女性用風俗がメディア取材を受けるほど、


    大衆認知も高まった今、


    花魁の男バージョンは生まれるのでしょうか。


    今は「ホスト」や「AV業界」の俳優はメディアにも登場する時代になりました。


    今後、ホストのローランドさん的な人間が、女性用風俗からも出てくるかもしれない。


    そうなれば、僕らといることも「ステータス」と呼べる日が来るのだろう。


    そこで初めて女性も含めた「近代化」ができたと言えるのかもしれない。


    そんな「新しい空気」を「女風」という風が作り出す時、


    文明開化の音がするのでしょう。


    一緒にその音を聴いてください。



     


     


     




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