12:00 p.m. 某駅前
エドヴァルド・グリーグの「朝」が聞こえてきそうな爽やかな時間。
「彼」を待つ。
そんな静寂を消し去るように胸に響く低音を発する、
全長8.6メートルの、真っ白なリムジンが登場。
目の前に現れたのは、【キャデラックDTSリムジン】
ドライバーが後部座席を開けると、
中からはタキシードを着た「彼」が、
【100本の薔薇の花束】を持って登場。
「おまたせ、シンデレラ。」
【ガラスの靴】の置物もプレゼント。
「やっと、会えたね。」
いつもより着飾った彼がまぶしく見える。
例えるならミケランジェロの彫刻か?
そのままリムジンの中に。
まずは【シャンパン】で乾杯。
都内を軽くドライブしながらお酒を楽しむ。
車内の二人のテンションは炭酸の泡よりも激しくはじけ飛ぶ。
首都高から海岸線を走り葉山方面へ。
お腹を空かして少し不機嫌な「姫」と、
海岸線が見渡せる場所で食事。
【Bon restaurant FUNNY’S】へ
海に浮かぶ隠れ家レストランで本格鉄板フレンチを。
葉山牛シャトーブリアンステーキに舌鼓。
印象派モネの「サン=タドレスの海岸」を彷彿させる
海岸線に夕日が沈むころ、再びリムジンで三浦半島まで。
ここには【ヘリポート】が。
東京湾の上空から夜景を見下ろしながら遊覧飛行。
ヘリの音も、二人の鼓動の前では無音に近い。
都内に到着。
【5つ星ホテル】にイン。
そこからは夢のまた夢の時間。
スイートルームで舞踏会…
そろそろ、12:00 a.m.
シンデレラの幕が近づく。
次会うときも【ガラスの靴】は無くさずに。
※妄想です。