【雫の失敗談】- 雫（santuario）- 性感マッサージ

昔はセラピストグッズをリュックに入れて移動するスタイルだったのですが、

ある事件があってから、手持ちのハンドバックのスタイルに変更しました。




あれは、まだ僕がセラピストを始めて一年たったかたっていないかくらいの時期でした、

忘れもしない、朝の山手線外回りの満員電車、

（鶯谷へはまだまだあるな〜）なんて思いながら、リュックを胸の前に抱え、

撮り溜めておいたオードリーのオールナイトニッポンを聴いていると、

電車が揺れた拍子に、リュックの中から聞き慣れた振動音が流れました。


ヴ〜〜、ヴ〜〜、ヴ〜〜、、、

一瞬で悟りましたね、

あ、電マ（※以下、電さん）のスイッチが入ったな。と

焦ってスイッチ切ろうとガサゴソしてると、


ヴッヴッヴッ〜〜、ヴッヴッヴッ〜〜、、、


と何故か軽快なモードに変わり、テンパった時のドラえもんのごとき更に焦る雫。

え？なんの音？と純粋無垢な表情の女子高生、

何かを察したのか、頬を赤らめ俯くOLさん、

じぃさんや〜と呟きながら何かを思い出し外を眺めるお婆さん、

oh god..と胸の前で十字きる牧師さん、、、


満員で自由に動くことのできない雫は、結局電さんのスイッチを切る事を諦め、


「うるせーなー、誰だよ⁉︎」な表情で、周りを見渡し、被害者の1人になりすます。




そんな事があってから、極力接触の少ない、手持ちのハンドバッグに変わりましたとさ。



皆様もくれぐれもお気をつけ下さい。