"お客様を切った"って
なぜか自慢気にいうやつが苦手だ
その情報必要?
どこがかっこいいの?
百歩譲ってキャストしかいない場で
愚痴を吐く感覚で言うならまだ理解できるけど
女性がいる場でなんでそんなこと言うんだろう
この仕事に限った話じゃなく
誰かに拒絶されるのってすごく傷つくことだ
そんな思いをお客様にさせることが
かっこいいことだとは思えない
もちろん
苦手な人がいることはしょうがないし
時には自分の心を守るため
関係を絶ち切らなきゃいけないこともある
だけどその頻度があまりにも多いのは
けして褒められたことではないだろう
本人の対人能力が著しく低いか
客層がとんでもなく悪いか
もしくはその両方だと思う
だがそもそもそれは"切った"という話が
真実だったらの場合であり
そんな下らない自慢をするやつは
だいたい切られた側だったりする
別に恥ずかしがる必要ないのにね
なんで変に強がるのだろう
へ~!お客様選べるくらい売れてる人なんだ~
なんて思ったりしないから
自分を大きく見せたがるのは
自信のなさの現れなんだよ
ちなみに僕はこの仕事ももう4年目だけど
一度もお客様を切ったことがない
切られたことならいくらでもあるけどさ
けして自慢とは思っていないけれど
かといって恥ずかしい事とも思っていない
セラピストが切られる側でいいんだよ
むしろそれが正常なんだよ
多分お客様の中には
拒絶されるのが怖いから
女風使っている方も多い
そんな不安を抱えたままじゃ
気持ちよくなんてなれないよね
最低限のマナーを守っている限り
"拒絶の権利"はお客様のものなんだよ
だから簡単に拒絶なんてしないし
"振られる"のはいつも僕でいい
何度経験してもつらいけれど
だから頑張ろうって思えるんだ
柚木の写メ日記
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切ったって自慢気に言うな柚木