駅で目の前の女性が転んでしまい
カバンの中身をぶちまけてたので
それを拾って渡そうとした
だけど拾おうとした瞬間
触るな！！○ろすぞ！
気持ち悪い！！
と言われ
そのまま肩を殴られた
すごくビックリしたのだが
とりあえず関わるのはやめようと思い
急いでその場を後にした
歩いている最中も
○ね！とか、地獄に落ちろ！とか
そんな言葉が聞こえていて
後ろを振り返って見てみると
中指を立ててこちらを睨んでた
おいおい今日は誕生日だぞ
僕が何をしたって言うんだよ！
なんて思ったけど
別に相手の事は恨んではいないし
腹が立ったりはしなかった
僕がものを拾おうとしたことで
不快にさせてしまったのは事実だし
言ってしまえば"ありがた迷惑"だった
まあそうはいっても悲しいよね
善意でやった行動を
特大の悪意で返されたら
こんな経験をすると
"触らぬ神に祟りなし"
という言葉が浮かんでくる
見ず知らずの人に関わったりしなければ
こんなトラブルは生まれたりしない
でもこの言葉が
人から"優しさ"というものを
奪っているのだとも思う
電車で妊婦さんが立っている時
町で人が倒れている時
誰かが困っているのを見かけた時
変な人だったらどうしよう！
って気持ちが
声をかける勇気を奪う
だからみんな気がつかないふり
目に入らないふりをするのだけれど
その気まずい雰囲気が僕は苦手なのだ
だからこんな経験をしたとしても
自分を変えるつもりはない
見ず知らずの相手にも優しくしたいし
極力声をかけるようにもしたい
なぜなら何かの見返りがほしくて
人に優しくしてる訳じゃないからだ
たまに悲しい思いをしたり
自分が損をすることもあるけれど
人に優しくできる人の方が
かっこいいと思って優しくしている
要するに
ただの信念みたいなもの
だけど
自分の信念に背いてしまったら
自分で自分を愛せなくなるし
自分で自分をカッコ悪いと思ってしまう
僕たちの仕事で大切なのは
"他人から"愛されることだし
"他人から"かっこいいと思って貰うことだ
だけどまずはその前に
自分で自分を愛せて
自分で自分をかっこいいと思えることが
重要なのだと思ってる
まあ気づけば"良いことした"
みたいな文章になってたけど
全然そんなことないです
人に優しくしたつもりが
思いっきり空回りして
めちゃくちゃキレられたので
誰かに愚痴りたかっただけです
だれか慰めて
柚木の写メ日記
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触るな！！○ろすぞ！！柚木
